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シアトルのアパート、過去5年で最も高い空室率

写真引用bizjournalscom

Dupre + Scott Apartment Advisors of Seattleの最新レポートによると、シアトル市内のアパートの空室率が、昨年秋の3.3%から今月3.5%になった。これは2010年秋以来、最も高い空室率だ。

 

新しい高級アパートメントを除き、ここ6ヵ月でアパートの家賃は1.5%上昇しているが、Dupre + Scottは、新しく空き部屋ができることによって、家賃の上昇は、もっと緩やかになると予想している。

 

家主を対象にしたアンケートでは、3分の1の家主が、今後6ヵ月で平均3.6%の賃上げを考えていると回答。2011年~2014年には、60%以上の家主が賃上げを考えていると答えたのとは大きく異なっている。

 

郊外の家賃が急上昇している大きな理由は、部屋の供給数にある。2016年~2020年にかけて、新しく供給されるのは58000室だが、そのうち約36000室はシアトル市内に供給される。しかしベルビューは4600室、レッドモンドが2600室、タコマは2000室となっている。

シアトルの新しい部屋の供給数が上がり続けている一方で、需要は先細りであるようだ。

 

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