コスコが2007年以来初めて、競争の激化する労働市場で打ち勝つため、時間給労働者の最低賃金を上げようとしている。今週の木曜日、コスコは投資家に向けて、今月からアメリカとカナダの新入社員の賃金を１時間当たり$1.50上げることを発表した。これまで１時間当たり$11.50から$12だった最低賃金が少なくとも$13から$13.50になる。これによって、第三四半期以降の利益が圧迫されることになるだろう。民間雇用主としては全米最大のウォールマートも、先月1200万人以上の社員の賃上げをした。同社の新入社員の最低賃金は昨年末には$9に上がり、現在は少なくとも$10まで上がっている。景気が回復するにつれて、職が見つけやすくなり、雇用者の転職を止めるのは難しくなってきている。小売業界の平均最低賃金が$9.26の中、コスコは小売業界の中では最も高い企業の１つだ。
参照元：KOMO NEWS
