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シアトル・ダウンタウン、空前の建設ブーム

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写真引用The Seattle Times

 

シアトルのダウンタウンに行くと、クレーンや地面に空いた巨大な穴が嫌でも目につく。スペースニードルは、サウスレイクユニオンの2つのクレーンの間に立って見える。この建設ブームは過去10年でピークに達しており、現在工事中のプロジェクトは65にのぼる。ほとんどの建物は完成が翌年になる見込みで、その後もさらに多くの建設計画がスタートする予定だ。

建設中のオフィスの三分の一以上はAmazonによるもので、完成すれば1200万平方フィートもの床面積を有することになる。これは76階建てのコロンビアセンターのおよそ8個分に相当する。しかも、FacebookやExpedia、Googleもオフィスを拡大中だ。
ダウンタウンでのオフィスビルの建築ラッシュはまだ始まりに過ぎない。これから先数年で、過去10年に建てられたよりも多くのオフィスビルが建設されることになるだろう。

現在建築中の建物が完成すれば、シアトルのダウンタウンでは10年前と比べて44パーセント以上の新しい住居が建てられることになる。しかし、シアトルの住宅の値段はいまだに上がる一方で、アメリカ国内で賃料と住宅価格の上昇率が最も高い都市でもある。
「市場の需要と供給のバランスが取れていないんだ」と、宅地開発業者のケビン・ダニエル氏は語る。

詳細はこちら→The Seattle Times

編集・ライター。ワシントン大学のビジネスクラスを履修中、インターンで入ったソイソース編集部にそのまま入社。2017年編集長を務める。現在は日本で小鳥ライターとして活動中。ライフワークは「人の話を聞く」こと。コトリ2羽とニンゲンのさんにん暮らし。 Twitter/Instagram @torikomura