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今年のハロウィンに青いカボチャが新登場

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今年のハロウィンは、おなじみのオレンジ色のカボチャに新しく青いカボチャが加わることになった。

全国的な取り組みであるティール・パンプキン・プロジェクト(青カボチャプロジェクト)は、ハロウィンの日に、食物アレルギーのある子どもたちのために食べ物以外のトリート(プレゼント)を提供するという意志を、青いカボチャを玄関に置くことによって知らせるというプロジェクトだ。

このプロジェクトは食物アレルギー研究教育機関によって促進されており、昨年に同団体のテネシー東部地区の支部で発案された。 同団体メディア部門の副部長を務めるベロニカ・ラ・フェミナ氏は、青色のカボチャという発想に至った経緯について、青色はここ20年間にわたり食物アレルギーの色として認知されているためであると述べている。

「アメリカでは13人に1人が食物アレルギーに苦しんでおり、ハロウィンはこれまでそのような子どもたちにとって辛いものでした。このプロジェクトは、食物アレルギーを持っていない子どもたちをがっかりさせるものではなく、これまでハロウィンのトリック・オア・トリートを楽しむことができなかった子どもたちへの初めてのトリートとなることを願って始められたものなのです」とラ・フェミナ氏は語っている。 また、同プロジェクトは食物アレルギーに苦しむ子どもだけでなく、糖尿病などの病気を患う子どもたちへの手助けとなることも期待されている。

食べ物以外のプレゼントには以下のようなものが考えられる

  • ミニカー
  • 恐竜のおもちゃ
  • バービー人形
  • 鉛筆
  • シール
  • タトゥーシール
  • 蜘蛛の指輪(スパイダーリング)
  • ステンシル、クレヨン
  • 蛍光シール、蛍光ブレスレット

食べ物でないものといっても注意が必要なものもある。例えば「Playdoh」といった粘土には、小麦粉やラテックスやその他のアレルゲンを含まれている。また、ゴム製のおもちゃや風船も同様に注意が必要だ。

ラ・フェミナ氏によると、どれほどの人々がこのプロジェクトに参加するか正確には分からないが、このプロジェクトに関するフェイスブックの投稿は520万人に届いており、5万2千人にシェアされているとのこと。さらにラ・フェミナ氏はこのことに対し「きっとハロウィンの日にはたくさんの人がプロジェクトに参加してくれると思うので、とてもわくわくしています」とコメントしている。

さらに同団体は、 プロジェクトに参加してることを示すための自宅用のポスターも作成している。

  • ハロウィンのトリック・オア・トリートができるご近所さん情報についてはこちら

 

(画像・文章引用:king5.com)