シアトル日本語補習学校古本市 9月29日（土）

昨年は1万5,000冊以上の本が会場に並び、800人以上が訪れた古本市。今年は9月29日に開催されます。ボランティアとして運営に関わるシアトル日本語補習学校PTA古本市委員長の伊東育子さんに話を聞きました。

古本市では、日本語の単行本、文庫本、辞書、参考書、漫画、趣味教養書、雑誌といった古本をメインに、知育教材やおもちゃ、洋書もそろいます。特に人気なのは絵本や児童書、図鑑など。価格は$1～2で、タイムセールも予定しています。収益金は全額、シアトル日本語補習学校に寄付されます。

例年、半年ほどかけて準備をしており、夏休み前から古本の回収もスタート。すでに1万冊以上の寄付が集まっています。今年の会場は補習学校が借用するサマミッシュ高校構内の体育館に変わったため、動線やテーブルの配置を考え、レイアウトを新しく練り直しました。ボランティアの主体となる古本市委員会のメンバーは15名ですが、さらに準備や当日の手伝いにPTA90名が入り、総勢100名以上の保護者が力を合わせ、当校の一大イベントを盛り上げます。

会場には現金と買い物バッグ持参でお越しください。昨年の会場より広くなった分、ゆとりができて商品が手に取りやすくなっています。古本市委員お手製看板にも目を留めてもらえるとうれしいです。たくさんの方に本を手に取って欲しいので、本を選別前に大量に抱え込むなどの行為はNGとさせてもらっています。また、会場が体育館のため、ピンヒールやスパイクなどの靴はお控えください。

古本などの寄付は前日の9月28日まで、シアトル日本語補習学校事務所で受け付けています。雑誌は月刊誌のみ、雑誌や情報テクノロジー関連の本は発行から5年以内が回収対象となるのでご注意ください。また、児童に適さない描写のあるものはお断りしています。

先生方や児童生徒たち、保護者の方々、地域の皆さんの多大なるサポートのおかげで、古本市は毎年盛況を得ています。今年もシアトルの日本人コミュニティーに交流の場を提供すると共に、補習学校含め、当地の日本語教育に貢献します。会場で、皆さんにお会いできることを楽しみにしています。