連邦食品医薬局は11月26日(木)、コストコで販売されていたチキンサラダに使用されていたミックス野菜が大腸菌群の原因との見解を示し、生産者は同商品を自主回収。これにより、アメリカ7州で19人が体調不良を訴える等の健康被害が確認されている。
同局は、カリフォルニア州のテイラーファームス・パシフィック社製スライスセロリと玉ねぎのミックス野菜が感染源の可能性があると見ており、同社は同商品を回収。また、セロリが使用されているそのほかの食品についても万が一に備え自主回収している。
回収された野菜ミックスが使われていた食品は、チキンサラダのほかにタイ風サラダ、セロリスティックなどがあり、コストコのみならず、ターゲット、スターバックスなどでも販売されていた。 大腸菌群に感染すると重篤な症状が出る可能性があり、5人が入院、うち2人が腎不全を発症している。同商品による死亡例は現在報告されていない。
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