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マイクロソフトのデータセンターが海中へ?

引用Seattle Times

マイクロソフトは海底に沈めて管理するデータセンターのトライアルの実験を終えた。これにより、IT産業の一番の問題であったエアコン費用を削減することができる。

同社は先日、直径8フィートの鋼鉄カプセルをカリフォルニア沖で海底30フィートに沈める実験を105日間実施した。当初は、機器の損傷や水漏れが心配されていたが、レドモンドのマイクロソフトからの制御により、試験は予想していたよりも素晴らしい成果を上げた。マイクロソフトのエンジニアによると、来年、フロリダか北欧で新しい試験を行う予定。

データセンターには大量の熱を放出するコンピューターサーバーが複数入っており、その熱が高くなるとサーバーが壊れてしまうため温度の管理が必要になる。また世界の人口は海岸沿いに多いことから、海中にサーバーを置くことでウェブサービスのスピードアップに繋がる可能性も含んでいる。

この海中のデータセンターの提案は、以前、海軍潜水艦での経験を持つ社員を含む数人の社員から出たものである。

海中データセンターは無謀に思えるかもしれないが、このプロジェクトが成功すれば他の新たな技術革新に繋がるだろう、とマイクロソフトのNorman A. Whitakerは語っている。

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