
ワシントン州における在留邦人の運転免許取得が、よりスムーズになるかもしれない。
11月4日、ワシントン州オリンピアにおいて、大村昌弘在シアトル日本国領事とパット・コーラー・ワシントン州ライセンス局長との間で、運転免許試験の一部の相互免除に関する協定覚書への署名が行われた。
この協定覚書は、日本の運転免許を持つ人がワシントン州で運転免許を取得する場合、およびワシントン州の運転免許を保有している人が日本の運転免許証を取得する場合、各運転免許当局がそれぞれの法令に従い、学科及び実技の試験を免除する内容になっている。申請に必要な書類の提出、視力検査、申請手数料の納付等は該当しない。
これにより、運転免許取得に関する手続きの負担軽減が期待される。
なお、当該覚書に基づく運転免許試験の一部相互免除は、非商用の運転免許を除き2017年1月より開始予定。詳細は追って発表される。
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