シアトル-11月20日(金)午後11時30分ごろ、ウッドランドパーク動物園で元気なメスゴリラが生まれた。母親は19歳のニシローランドゴリラのナディリ。赤ん坊の体重は平均より少し重たい5パウンド(約2.2キログラム)だ。
母ゴリラは出産後、子どもを放ってその場を離れてしまったため、飼育員が赤ん坊のケアを行うことになった。
現在、赤ん坊は母親の寝床に隣り合う寝室に隔離されている。哺乳類の主任学芸員のマーティン・ラミレス氏は「私たちの目標は、計画的にナディリと赤ん坊を接触させ、ナディリの母性を目覚めさせることです。ナディリは赤ん坊が視界に入る範囲におり、赤ん坊に向かって鳴き声をあげたりするなどの関心を見せています。私たちはナディリが赤ん坊に対して好ましい反応を示す限り、この方法を継続します」と語る。飼育員は24時間つきっきりで赤ん坊の飼育に取り組んでいるとのことだ。
同動物園でのゴリラの出産は8年ぶりで13頭目。母親および赤ん坊は一般公開されていない。
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