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ア・ラ・ボンヌ・フランケット(A La Bonne Franquette)
シアトルダウンタウンから車で10分ほどのマウントベイカー地区にある隠れ家的ビストロ「ア・ラ・ボンヌ・フランケット(A La Bonne Franquette)」では、世界中を旅行したオーナーシェフが、世界各国の料理からヒントを得てアレンジするフランス料理を味わうことができる。
フランス語で「気軽な、肩肘張らない」という意味の店名通り、こぢんまりとした店内には20席ほどのテーブル席とバーカウンターがあり、落ち着いた雰囲気の中で食事と会話を楽しむ空間になっている。窓から一望できるシアトルダウンタウンの夜景は圧巻で、夜景をつまみに軽く一杯……という時にもおすすめだ。
メニューはスナック、ファースト、セカンド、サイドに分かれていて、各メニューから1品ずつコース料理のように頼むのもよし、あるいは好みのメニューだけ頼むのもよしと、自由が利くのがうれしい。また、アレルギーや苦手な食材があれば、それに合わせて食材を変更してくれるので、安心して注文できる。
「フランス料理といえばまずはワイン!」と早速リストから赤ワインと白ワインを1杯ずつ注文。ワインはグラス($8~$13)でも、ボトル($26~$140)でも注文でき、試飲もさせてくれるので、ワインはよくわからないという人でも、好みの1杯を見つけることができる。ハッピーアワー(火〜土 5pm〜6pm)は、グラスワインが2ドル引き。
メインコースを待つ間、ハッピーアワーメニューから注文したチーズプレート(Cheese Plate $7)には、フランスから直輸入されたチーズ2種類、自家製ジャム、バゲットがついてきた。この日は濃厚でクリーミーなカマンベールとまろやかなブルーチーズに、ベリージャムとトマトにも似た甘い風味のフルーツペーストが乗っていて、ワインとよく合う。話を聞いてみると、チーズの種類は、お客が頼んだワインに合わせて、その時々で選んでいるそうだ。
もう1つのハッピーアワーメニュー、パテ・デ・カンパーニュ(Pâté de campagne $7)にはウサギ肉とポークのパテ、マスタード、エシャロット・ジャム、バゲットが盛られている。パテは市販のものと異なり、しっかりとした歯ごたえで食べ応え抜群。エシャロット・ジャムは野菜のほんのりとした甘さが際立ち、パテ、マスタードと一緒に食べることで、甘味、塩味、辛味がバランスよくブレンドされて、上品な味に変化する。
メインに選んだラム肉の蒸し煮(Braised Leg of Lamb $24)は、白マメ、エンダイブ、ブラックオリーブが入ったスープの上に大きなラム肉がごろごろ乗っている。スパイスを使ってシンプルに味付けされたラム肉の蒸し煮は臭みが全くなく、ナイフがいらない程柔らかい。それに、パセリやニンニクを細かくすりつぶしたグレモラータがトッピングされているので、様々な味の変化を楽しむことができる。
スープには肉の旨味が溶け出していて、付け合わせのパンを浸してきれいに完食してしまった。
同店は、毎月料理メニューが変わるので、いつ行っても新しい料理を楽しむことができる。シェフのテイスティングメニュー(Chef’s Tasting Menu)も毎月期間限定で提供。グループで来店の際は予約がおすすめ。
A La Bonne Franquette
1421 31st Ave. S., Seattle, WA 98144
☎ 206-568-7715
www.albfseattle.com
営業時間:火~土 5pm ~ 9:30pm
ハッピーアワー:火~土 5pm ~ 6pm(バー、パティオ席のみ)