コーヒーやお茶、ワイン、タバコなど、私たちの毎日の生活には歯の黄ばみをもたらす要因がたくさん。しかし同じような生活をしていても、アメリカ人の歯は芸能人のように真っ白に美しく手入れされている。アメリカに来てから、日本では気にならなかった歯の汚れや黄ばみが気になりだ した人もいるのではないだろうか？ 日本は、アメリカに比べて審美歯科後進国。「日本人も白い歯で笑顔に自信を持てるように」と、ベストスマイル歯科医院（Best Smiles）の永田美由紀院長は開業当初から、初診で診察、レントゲン、クリーニングを受けた患者さんには、無料でホワイトニングを提供してい る。
私も同院で行われているホームホワイ トニングを体験してみた。まず歯型を取るところから始まる。1週間弱で出来上がったカスタムメイドのマウスピースに少量の薬剤を入れ、15分間装着する。これを1日2回、1週間ほど続けることで歯が白くなるのだ。
歯科医院での本格的なホワイトニングは初めて。これまで市販のホワイトニングストリップを使って試みていたが、値段も高く、歯と歯の小さな隙間にある手強いステインは何度やっても取れず悩まされてきた。しかし、マウスピースだと狭い隙間にもぴったりとフィットし、3日目から目に見えてステインの色が薄くなってきた。 同時に少々痛みを感じるようになったが、この痛みは歯の表面が乾燥することで生じるもので、唾液による保湿で数日後にはその痛みはなくなるとのこと。
知覚過敏の人や、過去にホワイトニングで痛みを経験したことがある人には、フッ素の歯磨き粉を処方してくれるので、これをホワイトニング開始1～2週間前から使うことで痛みが緩和されるそうだ。
ホームホワイトニングはレーザーホワイトニングと異なり、歯が徐々に白くなっていくので好みの白さに調節できる。また、一度やれば一生ものというものではなく、継続的に続けることが大事。半年から1年ごとに、ホワイトニングをすることで、いつでも白く美しい歯を保つことができる。ベストスマイル歯科医院では、2回目以降はホワイトニングの薬剤を$25で購入することができるので、経済的にも負担にならず続けやすい。
永田先生は「ホワイトニングをしたことで、デンタルケアにより気を遣うようになった患者さんがたくさんいるので、ぜひこの機会に利用していただきたい。」また、見えない矯正「インビ ザライン（Invisalign）」 も提供しており、興味のある人には、無料カウンセリングをしてくれる。
永田美由紀 DDS
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