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ディスタントランド・コーヒー 見学ツアー

コーヒー工場の内部に潜入!

生豆の入った袋の山を背にする品質管理担当のキャリークレルウィッツさんここで働くことができて幸せと会社愛を語ってくれた

①生豆

なんと273万パウンドもの生豆を保管。全袋がナンバリングされ、問題発生時には、どの農園のいつの豆か、わかるようになっている。完璧なトレーサビリティー・システムだ。

②焙煎

ロースターが見極めるポイントまで焙煎する。この巨大な焙煎機は1930年代以前のもので、材質はキャストアイロン。伝熱性に優れ、現代の焙煎機よりも、焙煎の仕上がりが断然良いとのこと。

焙煎機からまさに出したてのコーヒー豆一面に香りが立ち込める

③グラインド

1杯のコーヒーの味を決める最終ステップは「挽き方」。焙煎具合や抽出方法により異なる。ディスタントランドでは、想定される消費者層に合わせ、最良の細かさになるよう、2台の巨大グラインダーで豆を挽いていく。

④香り付け

香りを付けるフレーバーコーヒーもアメリカでは人気がある。の工程後、生産量のおよそ25%〜30%の豆が香り付けサイロへ。「ヘーゼルナッツ」、「チェリー風味」など25種もの香りがある。

⑤袋詰め

問題なく袋詰めされているか全てを細かく確認

ここで私たちが店頭でよく見る姿に変身。コーヒーは呼吸している。豆袋には秘密のバルブがあり、そこからコーヒーの炭酸ガスを排出する。しかし大敵である外からの酸素は入れない仕組みになっている。

豆袋前面にある秘密のガス抜きバルブ

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加藤 瞳
東京都出身。早稲田大学第一文学部卒。ニューヨーク市立大学シネマ&メディア・スタディーズ修士。2011年、元バリスタの経歴が縁でシアトルへ。北米報知社編集部員を経て、現在はフリーランスライターとして活動中。シアトルからフェリー圏内に在住。特技は編み物と社交ダンス。服と写真、コーヒー、本が好き。