ハンドドリップで淹れるコーヒー
家で簡単に本格コーヒーを楽しむなら、ハンドドリップがいちばん! ちょっとしたコツで味が大きく変わるので、ぜひマスターしてみよう。
用意するもの
❶ 細く長い注ぎ口のケトル……ゆっくりお湯を落とすために必須!
❷ ドリッパー……おすすめは、HARIOのV60。クリアな味に仕上がる。
❸ コーヒーメジャースプーン……メーカーによって異なるが、1杯でコーヒー10〜12グラム程度。
❹ フィルター……布のフィルターも良いけれど、手軽なのはペーパータイプ。
❺ グラインダー……豆は鮮度が命。挽きたてだと全く味が違うので、コーヒー好きなら持っていて損なし!
❻ コーヒーサーバー……コーヒーを数杯分まとめて抽出するのに便利。耐熱ガラス製が一般的だ。1杯分ずつコーヒーカップに直接作るのもOK!
分量
カップ1杯(140〜180cc程度)に対しコーヒー豆10〜12グラム(コーヒーメジャースプーン1杯程度)が最適とされる。自分の好みの味を見つけよう!
淹れ方
① フィルターをドリッパーにセットし、グラインダーで中挽きにしたコーヒーを入れる。少しトントンと叩いて粉の表面を平らにしたら準備完了。
② お湯を2回に分けて①に落とす。最初の1回は重要な蒸らしの工程。中心に小さく円を描くように少量の湯(下に2、3滴落ちる程度で十分)を落とし、20〜30秒蒸らす。この時、新鮮なコーヒーから炭酸ガスが放出され、きのこのように膨らみ始める。
③ 2回目で抽出量のお湯を全て注ぐ。中心に小さな「の」の字を描きながら、湯を途切らせないようゆっくりと優しく注ぐのがポイント。フィルターに直接湯を絶対当てないように! うま味が抽出され切らなくなってしまう。
④ 目標の分量が抽出されたところで、ドリッパーを外す。最後の1滴はコーヒーの雑味が入るので、落とし切らないように。
粉を湯に直接浸して抽出するため、ダイレクトに豆の味を楽しめる。濃〜い味が好きな人におすすめ。
モカポット/マキネッタ
イタリアの家庭でよく使われる直火式エスプレッソメーカー。下に水、上にコーヒーを入れ、直接コンロの火にかけ抽出する。
水出しコーヒーポット
ゆっくりと水から抽出する方法。そのために口当たりが良く、酸化しにくいコーヒーが淹れられる。