2020年10月、インターナショナル・ディストリクト内のリトル・サイゴンにオープンしたベトナム・コーヒー専門店、フィンを営むオーナーのバオ・ヌエンさんに、ベトナム・コーヒー(カフェ・スワ)の淹れ方を教えてもらいました。
用意する物
①カフェ・フィン……ベトナム・コーヒーを淹れるドリッパー。オンラインなどで1セット10ドル前後から購入可能。
②コンデンスミルク……大さじ2(30ミリリットル)
③小さめのコーヒーカップ(耐熱グラス)&スプーン
④コーヒー豆……14グラム。エスプレッソ用(極細挽き)とドリップ用(中細挽き)の中間となる、細挽きが理想。
⑤ケトルと湯……湯は4オンス。沸騰してから1分ほど冷ます。
淹れ方(詳しくは動画で!)
① 豆を入れたフィンをカップに直接設置。湯(分量外)を少し注ぎ、スプーンでコーヒーを平らにならす。フィルターを本体に入れて水分を押し出した後、フィンを外してカップをきれいに洗う(粉っぽさを好む場合はそのまま抽出液を残しても良い)。
② カップにコンデンスミルクを入れる。①のフィンをカップに戻し、湯を注ぐ。
③ ふたをして5〜7分間、ゆっくりとコーヒーがドリップするのを待つ。
④ スプーンでよくかき混ぜたら出来上がり。
コーヒー豆の特徴
ベトナム・コーヒーで伝統的に使用される豆は、酸味が少なく苦味が強いロブスタ種。カフェイン量はアラビカ種の約2倍。コンデンスミルクと合わせることで、苦味もマイルドに。フィンではアラビカ種とのブレンドを採用している。
Phin
913 S. Jackson St., #D, Seattle, WA 98104
営業時間:8am〜4pm
定休:月火
phinseattle@gmail.com
www.phinseattle.com
@phin.seattle