実りの秋、食欲の秋、到来。日本人の舌と胃袋を満足させるのは、やっぱり日本食！
シアトル界隈の店からおすすめの品々を紹介してもらいました。読者特典もお見逃しなく。
取材・文：室橋美佐、磯野 愛、上田あずさ、ハーモニー・ケリー、ハントシンガー典子、栗原澄也
ラーメンマン Ramen Man
～濃厚な鶏白湯のうま味がクセになる～
※2018年10月31日（水）まで。
レストラン激戦区のウォーリングフォードで人気を博すラーメン専門店。1杯につき1羽以上の鶏骨を白く濁るまでじっくり煮出した鶏白湯（パイタン）スープが自慢だ。「同じ鶏ガラでも首、もも、胸など骨の部位によって、だしの味が違ってきます。部位の選別を続け、最上の味を探し出しました」と、スープへのこだわりを語る今里 徹店長。この鶏白湯に、透明な鶏ガラの和だし、野菜だしを組み合わせて、各ラーメンのスープが作られる。
鶏白湯と和だしを合わせている鶏白湯ラーメンの塩、しょうゆ（各$9.50）、味噌（$10.50）は、白濁したスープの濃厚なうま味と、鶏ガラならではのあっさり感が共存。一方、和だしと野菜だしを合わせている塩、しょうゆのラーメン（各$8.50）は、昔ながらの懐かしい東京ラーメン風。ゴマ油とニンニクで作るマー油は、今里店長の出身地である熊本が発祥の調味油で、香ばしい焦がしニンニクの香りが鶏白湯スープのコクを引き立てる。
麺は特注で仕入れ、しょうゆ味には縮れ麺、塩味にはストレート麺を用意。好みで麺を選択することも可能だ。たっぷり入った麺は、食べ応えも十分。トッピングは自家製チャーシューのほか、ゆで卵はなんと麺類をオーダーすれば食べ放題！アボカドやホウレン草などの野菜も別途追加できる。温かい麺類が恋しいこの季節、ぜひ訪れたい。
ラーメンマン Ramen Man
1616 N. 45th St., Seattle, WA 98103
営業時間：月～金4:30pm～9:30pm、土12pm～9:30pm、日12pm～9pm
☎206-258-2959
Facebook:www.facebook.com/ramenmanseattle/
