スマートフォンは今や生活に欠かせないもののひとつ。しかし、渡米して間もないうちは、アメリカでどのキャリアを選んで良いか正直わからない、店頭に直接行ったとしても難解な料金プランを英語で理解できる自信もないという方も多いはず。そんなときに救世主となるのが、日本語で相談できるHanaCell(ハナセル)だ。
ハナセルは海外在住の日本人向けに11年前に発足した会社。いわゆる日本の「格安スマホ」と同じ仕組みで、Tモバイルの回線を使い、低料金でサービスを提供している。月額$9.99から$79まで5つのプランがあり、月額$29以上のプランからはスポティファイやアップル・ミュージックといった音楽ストリーミングサービスを高速データ通信量を消費することなく好きなだけ楽しめる。さらに月額$59と$79のプランではYouTubeなどの動画サービスも視聴し放題だ。もちろん日本語対応なので、難しい契約も安心して申し込めるほか、番号移行にも対応し、いつでも解約は無料。
もうひとつの大きな特徴のひとつに、追加料金なしで日本を含めたアメリカ国外、210カ国で使用できる点がある。旅行や出張の際に、その国ごとにSIMカードやWi-Fiルーターをレンタルせずとも、自分のスマートフォンをそのまま使える。面倒な契約や現地でのトラブルなしで、仕事でもプライベートでも、力強い味方になってくれる。
アフリカの子どもたちに給食を届ける
チャリティー・キャンペーンも実施中
ハナセルはチャリティー活動にもとても熱心な会社。このホリデー・シーズンに行っているのは、ハナセルで契約したSIMカードや携帯端末1つにつき$9を、アフリカのマラウイ共和国での給食支援活動に寄付するというキャンペーンだ。
マラウイは世界最貧国とも言われる国。ハナセルのトニー・スミス社長は、日本とマラウイの両拠点で継続的に子どもたちの給食を支援するNPO法人せいぼと共に、2016年からこの取り組みを推進してきた。$9はマラウイの子どもひとりの60日分の給食費に当たる。2018
年8月時点で、40カ所の幼稚園と12カ所の小学校に通う1万4,435人の子どもたちに給食を提供した。
キャンペーンは2019年1月6日まで実施中で、同社のホームページ(www.hanacell.com)から申し込むことができる。スマートフォンの契約に迷っている方は、ぜひアフリカの子どもの支援につながるハナセルを検討してみてはいかがだろうか。