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テナントがアパートに入居した後の大家の責任には、どういうものがありますか?

大家の責任とは以下のようになります。

  • テナントの健康や生活の安全を危険にさらさないように、アパートを整備すること。
  • 共用エリア(廊下、ロビー、エレベーターなど)をほどよく安全にそして綺麗にしておくこと。
  • 屋根、床、その他の生活スペースの構造部などの損傷の修繕。
  • 害虫、ネズミなどが出る場合、その理由をテナントが作ったものでない限り、それらの駆除を試みること。
  • アパートに安全で丈夫な錠を備え付け、その錠の鍵をテナントに渡すこと。
  • 据え付け品や電気用品に必要な水道光熱を供給すること。
  • 火災報知機を住居内に備え付け、テナントが引っ越してくる際にはきちんと作動するか確認すること。ただし、いったんテナントが入居を開始したら、その後はテナントの責任で火災報知機を維持し、火災報知機の電池の交換をすることになるので、注意しましょう。
  • 電気、水道管、暖房システムが故障した際の修理。
  • テナントが家賃を現金で払った場合は、たとえテナントが領収書の発行を依頼しなくても、家賃の支払いの領収書を発行すること。

*通常、大家はテナントがもたらした損傷や問題のために支払いをする必要はありません。

テナントとしての責任とは何ですか?

テナントの責任は以下のようになります。

  • 家賃の支払いと契約で決められた水道光熱費の支払い。
  • 市や郡、州の規則をきちんと守ること。
  • アパート室内を綺麗に、そして清潔に保つこと。
  • ゴミの始末をきちんと行うこと。
  • 水道、電気、暖房を使うときは、正しい使い方で使用すること。
  • アパート退去時に、アパートに入居したときと同じ状態(自然消耗以外)で退去すること。

Landlord-Tenant Actのもと、テナントは…

  • アパートの敷地内でギャング関連の活動の許可をしてはいけない。
  • アパートの敷地内で違法薬物関連の活動を行ったり、活動の許可をしてはいけない。
  • アパート室内または敷地内で損傷を起こしてはいけない。
  • アパートの室内または室内周辺に過度のゴミを積み上げてはいけない。
  • 共用スペースやアパート室内で大きな音を出したり、大騒ぎをしたりするなど、他の人に迷惑をかける行 為をしてはいけない。
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