はい、本当です。グリーンカード保持者は、アメリカ永住者として、アメリカに継続的に居住するという意志を示すことが大切です。短期間や一時的な旅行の場合は永住権の存続に影響はでませんが、もしアメリカ合衆国税関・国境警備局(US Customs andBorder Protection)が、該当グリーンカード保持者のアメリカ不在期間が長過ぎたり、アメリカでの居住を続行する理由が希薄で永住する意志がないと判断すれば、それは永住権の放棄と見なされるかもしれません。一般的なガイドラインとしては、アメリカを1 年以上離れるかどうかがポイントとなりますが、1 年未満の旅行でも永住権の放棄と見なされる可能性もあります。
Q アメリカに住み続けていることを証明するには、どのような方法がありますか?
審査官は、グリーンカード保持者のアメリカ国外への訪問目的が一時的なものかどうか、アメリカにいる家族やコミュニティーと結びつきがあるかどうか、アメリカ国内に仕事があるかどうかなどを、永住権維持への意志の判断基準にしています。具体的にアメリカ居住や永住権を維持する意志を表明するには、以下の事項に配慮してください。
- 持ち家には永住者とその家族が居住している(家を他人に貸さないように)。
- 水道、ガス、電気など公共設備を保持している
- アメリカの銀行口座にある程度の額の預金がある($10,000 以上)
- アメリカの運転免許証を保持している
- 自動車保険、住宅保険、生命保険、健康保険を保持している
- 州の税金と連邦税を支払っている
- 子どもが公立学校に入学している(就学児童がいる場合)
- 自宅以外にも土地やビジネスを所有してしている
- アメリカの金投資口座の維持
- ヘルスクラブ、組織、コミュニティーグループの会員資格を維持している
上記のリストは徹底し過ぎだと考える人もいるかもしれませんが、決してそういうことはありません。アメリカの永住権を維持する意志を証明をするには、理由は多ければ多いほどよいのです。より多くの信頼できる根拠があれば、アメリカとの結び付きがより深く確実だとみなされ、永住権を維持する説得力が強まります。
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