アメリカ在住者に向けて日本の介護・お役立ち情報をお届け!
米国で同居している親が認知症かも?
日本の老人ホームに入居させたい
今年に入って「老後は日本で暮らしたい」「日本の老人ホームを見学したい」という相談が増えています。アメリカでの医療費や介護費用、言語や食事、老後のことなど、そして、最近の円安を考えると日本に本帰国した方が良いかもと捉える人が増えてきたのでしょう。今回はアメリカで認知症になるとどうなるのか、そして日本の老人ホーム探しについてご紹介します。
認知症になると後から入れた言語(=英語)を忘れる
米国のケアホームに入居したAさんの場合
認知症は徐々に進行していく脳の病気です。加齢による物忘れとは異なり、認知症の場合はスッポリと記憶が抜け落ちます。たとえば、後から学んだ言語を忘れてしまうケースが大変多くみられます。50年以上米国で暮らしていたAさんは認知症状が出始めて自宅での介護が困難になったため、米国のケアホームに入居しました。ホームではアメリカ人のケアスタッフがAさんの介護をしていましたが、英語をすっかり忘れてしまったAさんは気づくと6カ月間誰とも話していませんでした。ある日、様子を聞いた日本人のボランティアスタッフがそのホームへ出向き、日本語で声をかけましたがAさんは反応せず、ボーっとしていたそうです。6カ月もの長い間、誰とも話していなかったため徐々に日本語までも忘れ始めていたのでしょう。その後、日本人ボランティアスタッフが定期的に通って話しかけることで、Aさんは徐々に日本語を思い出してきたとのこと。米国のケアホームへの入居のみならず、独り暮らしをしている高齢者にとっても同様の事例がみられます。
日本の老人ホームへの入居を希望する場合、
ホーム選びはプロに任せ、必ず事前に見学を!
超高齢化社会となった日本には、高齢者向け施設・住宅(以下老人ホーム)は、現在日本全国に5万件以上あります。サービスや料金、利用方法など多種多様。老人ホームを選ぶときには、「永く住み続ける家」として選ぶことが重要です。その際には、スタッフの人員体制や教育制度、施設長の人柄や方針、企業理念や経営状況、医療体制や介護サービスの詳細、入居金の償却期間、利用料に含まれるもの、自己負担となるものなど、細かい部分まで確認します。「こんなはずじゃなかった!」と後で後悔しないように、慎重に選びましょう。インターネットには、さまざまな情報があふれていますが、確かな情報を得るのは困難です。ホーム選びは経験豊富な専門家に任せることをお勧めします。また、事前にホーム見学をして、実際のホームの様子を確かめることは必須です。
親にとっても家族にとっても最善の選択ができるように願っています。
(初回相談無料)
スペシャリストがあなたのために動くワンストップサービスをご活用ください。
[総合窓口:日本]一般社団法人Hearth(ハース)
hearth777@gmail.com / 81-90-1402-1738
https://hearth777.wixsite.com/website
■ 毎月第4木曜日サロンドハース・ウェビナー
第44回 「日本にいる親の安心・安全を考える」
9月26日(木)6pm~7pm
料金:$10(経費を除き子ども&シニア支援団体に寄付される)
※令和6年能登半島地震の被災地への支援:下記サイトからの申し込み
1件当たり1円を寄付
*参加者には後日、アーカイブと講師が使った資料をプレゼント
問い合わせ:hearth777@gmail.com
詳細:https://peatix.com/event/4087121/view
\予告!/ 4社合同ハイブリッドセミナー
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日程:11月30日(土)10:30am~12pm(予定)
料金:無料
主催:一般社団法人Hearth(ハース)
共催:野村不動産ソリューションズ(株)、(株)あいらいふ、(有)野口商事不動産部