お悩み
彼氏とは学生時代からつき合っていて、家族も周囲も結婚するものと思っています。社会人とはいえ、まだ22歳ですし、彼を好きなのですが、結婚するというイメージが持てません。彼からもそんな話は出たことがありません。一度彼に聞いてみたほうがいいでしょうか。 (S・H/女性/日本)
HAPPY NEW YEAR!どうぞ今年もおつき合いくださいませ。1年の中でもいちばん人と人とのドラマが繰り広げられる季節に、ホットな恋バナのご相談です。S・Hさん、投稿ありがとうございます!
「彼に聞いてみるべきか」からまいりましょう。ずばり、聞いてもいいと思います。ただし、伝え方が大切。「私と結婚する気あるの?」では、けんかになってしまいます。S・Hさんは投稿を見る限り、とてもナチュラルな考え方のようなので、そうはならないと思いますが、S・Hさんらしい伝え方を見つけていただきたいです。
「イメージが持てない」と、ご相談の中にありましたけれど、イメージが持てないのはなぜでしょうか。それは、進展がないとか、約束がないとか、漠然としているからですよね?恋人たちの別れに多いパターンとして、彼の仕事が忙しくなり、彼女は疲れて別れてしまう、というのがあります。こういうときにありがちなセリフが「仕事と私とどっちが大事なの?」。これは、すごく困る話です。仕事と彼女は比べられるわけがない。本質的な話ではないですよね。彼は彼女を軽視しているわけで もないですし、彼女も仕事が憎いわけではない。本心を素直に感じてみたら、実は「ただ寂しいだけ」なんてことも。S・Hさんに伝えたいのは、そこなのですね。聞いてみるときに大切なのは、本心を伝えること。
先の例だと、なぜ多忙な彼に「疲れた」のか。そして、なぜS・Hさんは「イメージが湧かない」と感じたのか。そこがポイントです。「彼が多忙で疲れた」ではなく、奥深いところを見ると「寂しかった」はず。それならそう言えばいいのではないかと思うのです。私が男なら「私と仕事とどっちが大事?」と責められるより「寂しい」って言われるほうが、キュンとします(笑)。
「イメージが湧かない」も同じく、素直な心はどこにあるのか探してみましょう。S・Hさんは、どうしたいのでしょうね?そこが大切です。結婚という言葉でなくても、「私はあなたのそばにいつまでもいるつもりやで!」というセリフも良いかも。
最近、こう思ったことがあります。結婚と恋愛との違いは、歴史なのだと。長い人生をふたりで共有し合えば、嫌なこともきっとあるでしょう。けれど、お金を積んだって歴史は買えないのです。同じ歴史を作れるパートナーと、大切に交叉(こうさ)して生きて行くことには努力も必要だと思うのです。
そのためには、本心からの質問を彼に投げかけてみてください。彼なりの理由もあるかもしれな い。その見えにくい彼の心に耳を傾けるのが、S・Hさんの役目ですよ。
素直な心で相手に寄り添って聞いてみたら良いと思います。また困ったらメールをくださいね。S・Hさん、そして読者の皆さま、今年もよろしくお願 いいたします。
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