お悩み
「やりたいこと」を見つけるためにアメリカに来ました。昼間は学校で一生懸命勉強し、夜はローカルの友人とクラブに繰り出し、休日はボランティア活動をして毎日充実しているものの、なかなか「これだ!」と思えるような満足感が得られません。私はぜいたくなのでしょうか。 (ドロシー/女性/シアトル)
シアトルの皆さん、こんにちは。日本でもクリスマスらしいイルミネーションや飾りがちらほら見えてきて、なんて1年は早いのだろうと、変わりゆく景色を眺めております。
さて、今月のお悩みです。ドロシーさん、お悩み 相談に投稿ありがとうございます。素晴らしい行動力とチャレンジ精神!素敵な方ですね〜。私にはできない行動なので尊敬しつつ拝見しておりました。そして、ボランティア活動まで。素晴らしい!そんな素敵なドロシーさんなのに「充実感はあるけれど、満足ができない」ということなのですね。
私は人の才能についてお伝えするお仕事というのをやっていまして、その中でこういう資質(才能)の人がいます。「なかなか満足しがたい」潜在意識を持つ方がいるのですね。周囲からすると十二分に活躍しているのに、ご自身は「まだまだ私は足らない」と、自問自答する人がいます。
このタイプの方って、実はこれが才能でして、足らないを足すために常に前進する人、大成する人に多いのです。まあ、本人からすると、満足しにくいから一見つまらなく思えるかもしれませんけれど、人って上手くできていて、世の中にはいろんなパズルのピースを持った人がいましてね。パズル は1ピースかけても完成しないように、その人その人のお役割があるのですよ。
ドロシーさんのように、満足が得られないという人は、常に達成感を求めるために前進し、いつの日か活躍している人が多い。言い方を変えれば、常に簡単に満足する人は前進しないということにもなります。もちろん、ぜいたくなんていうことも全くないです。持って生まれた資質でもあるとお見受けします。どうでしょう?常にチャレン ジし続ける人というタイプの方にも、この感情の傾向が多く見受けられます。
もうひとつ、心理学の方向でお話しすると、たとえば笑顔のクセを作ると楽しくなってきます。楽しいことがないから笑えないではなくて、実は笑顔の法則はそのように逆流なのです。満足も逆流 することができるようになると思います。満足が 1ミクロンもない!という状態として見たら、小さな満足感はありますよね。ささいなこと、小さな「足りる」を楽しむことを心がけてみるといいかもしれませんね。だんだん、小さなことでも感動しちゃう自分に変化していく可能性は大ですよ。
私がお見受けするドロシーさんは頑張り屋さん。そんな自分をまずはたくさん認めて褒めてあ げていただきたいです。自分を認めて褒めてあげるのは実は自分しかいないのですよね。毎晩、「今日もドロシー頑張った!」って自分で自分をハグしてあげてみてください。きっと素敵な変化が訪れると思いますよ。
また、変化あったら教えてくださいね。ありがとうございます。
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