新型コロナウイルス感染症（COVID-19）について「予防対策はもう十分」と考えていませんか？ 地域の現状、ワクチン接種情報、感染レベルなどをきちんと把握しておくことは、家族と地域の安全を保つうえで極めて重要です。ワクチンのブースター接種（追加接種）について新たに知っておくべきことをまとめました。
資料・写真提供：CDC
最新のワクチンを含め、COVID-19に有効なワクチンには重症化や死亡を防ぐ効果が。多くの人がワクチン接種をすることで、地域全体のCOVID-19の感染拡大や新たな変異株の出現を抑制することができる。積極的に予防強化に取り組んで、ホリデー・シーズンを大切な人たちと楽しく過ごそう！
●ワクチンの初回接種を完了しよう
米国内の2 億 2,400 万人以上がすでに初回接種（1・2回目接種）を受けており、未接種者がファイザー、モデルナ、ノババックスのワクチン初回接種を完了することは、地域のCOVID-19予防強化につながる。生後 6カ月以降の米国在住者であれば、無料でワクチンの接種が可能だ。
●オミクロン株対応のブースター接種が開始
従来株だけでなく、現時点で米国内ほぼ全てを占めているオミクロン株にも対応した2価ワクチンを、ファイザー、モデルナの両社が開発し、ブースター向けに提供している。ウイルスは絶えず変化するため、ワクチンは今後も優勢な変異株をターゲットにして毎年更新される予定。
●ブースター接種は無料！ 接種場所もたくさん
地域の薬局、診療所、ヘルスセンターその他の多くの場所でブースター接種が無料で受けられる。インフルエンザ予防接種と同じように、これからは年に1回、秋（レイバー・デーから10月末までの間）に最新のCOVID-19ワクチン接種を受けに訪れよう。
●オミクロン株対応 2価ワクチンはブースター接種済みの人も対象
2 価ワクチンのブースター接種（ファイザーは5歳以上、モデルナは6 歳以上が対象）は、これまでに受けた接種回数にかかわらず、初回接種（1・2回目接種）または最後にブースター接種してから少なくとも2カ月が経過していれば、誰でも安全に受けられる。
●地域の感染レベルに見合った行動を
COVID-19による重症化・入院・死亡から身を守るには、最新のワクチンを接種することが最善の策となる。加えて、地域の感染レベルに留意することで、合併症のリスクをさらに低減できる。たとえば、感染レベルが高い場合、ワクチン接種・未接種にかかわらず、公共の屋内施設ではマスクを着用するなど、状況に応じて感染対策を判断していきたい。
ブースター接種の詳細・ワクチン接種会場をチェック！
CDC新型コロナワクチン総合サイト
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