元シアトル市議のブルース・ハレル氏が、シアトル市長選への出馬を今月16日に発表した。ハレル氏は日系アメリカ人の母親とアフリカ系アメリカ人の父親の下でセントラル・ディストリクトで育ち、シアトル市議長を務めていた2016年には米日カウンシルの在米日系人リーダー(JALD)訪日プログラムにも参加している。ワシントン大学のロースクールで学んだハレル氏は、市議会議員として中小ビジネス支援、警察組織の改革、教育の機会均等化、アフォーダブル・ハウジングなどに取り組んできた。
今年のシアトル市長選には、現職シアトル市長のジェニー・ダーカン氏は出馬を辞退しているが、ハレル氏の他に現職市議会議員のロレナ・ゴンザレズ氏など4名が出馬表明している。二人の候補に絞るプライマリー選挙が8月3日、総選挙が11月2日に行われる。ブルース・ハレル氏と政策方針などについては、同氏キャンペーンのオフィシャル・サイト(www.bruceforseattle.com)で参照できる。