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古き良き日本語

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古き良き日本語

アメリカで生まれ育った娘に日本語を伝えるために、普段から意識して色々な言葉を使うようにしている。先日、「今月はイベントが目白押しだね」と言ってしまってから、“目白押し”という表現が古臭い気がして、しまったと思った。しかしよく考えると、メジロが群れを成して木に止まる様子から発生した言葉。小鳥がぎゅうぎゅうに並んでいる様子を想像したら、とても可愛らしかったので、言い換える必要はないと気づいた。語源を調べてみると、メジロは秋から冬に群れを成して木に止まる習性があるそうだ。目白押しの言葉の意味としては「物事が集中してあること」という、ともすると殺伐としがちな状況が、寒空の下にウグイス色の小鳥が身を寄せ合っている様子として表現されると、ほのぼのとしてしまうとともに、風情や遊び心があるなと感心してしまった。忘れないように積極的に使っていきたい。
(トモコ/カークランド)