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化石と鉱物の祭典「ミネラルショー」いってきました

はじめまして!新インターンスタッフのYUKOです。シアトルには今年の3月末に来たばかりです。皆さんに楽しい情報をお届けできるようにがんばります ^0^

今日は、先週末行われたミネラルショーの様子をお伝えします。

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「ミネラルショー」は化石と鉱物の祭典。つまりは石の卸売りです。世界各地で開催されています。(もちろん日本でも!)

会場であるEverett Community Collegeの体育館に、ところ狭しとブースが並びます。

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ここでは原石が売られています。お店によって品物はさまざま。気に入ったものがあればその場で業者さんから買い取ることができます。時には値段交渉も。

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青く光るのはラブラドライト、近年人気が出てきた鉱石です。カナダのLabrador半島で発見されたことからこの名前がつきました。青い色が深く濃いほど価値があります。これはすごく綺麗。

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チャルコパイライト、別名ピーコック黄銅鉱。色鮮やかです。シアトル近郊の山でこの石が拾えるらしいです。見栄えのする石はほぼ拾い尽くされた日本と違って、ワシントン州には貴重な鉱石を採集できるポイントがまだまだあります。週末は石拾いのピクニックに出掛けるのも楽しいですね。

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磨かれた石も売られているので、ハンドメイドアクセサリーの材料として買いに来られるお客さんも多いです。

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既にアクセサリーとして加工されたものも売られています。これは黄鉄鉱化したアンモナイトの化石をあしらってあります。完全な一品モノ。すごく欲しかったのですが、残念ながら予算的に手が出ませんでした、、、

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これ何だと思いますか?

実は、ちょっと珍しい「糞化石」です。フンといっても、完全な石なので臭くありません。古生物学では糞化石からその生物が何を食べていたのか研究するそうですよ。私は学者ではありませんが、記念に買って帰りました。自室の棚に飾っています。
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ちょっと面白かったのは、サイレントオークション。机上の石にお客さんが値段をつけて、それを紙に書くんです。私が行ったのは最終日だったのでほぼ叩き売り状態でしたが、きっと初日は高価な石の競り合いが行われていたのでしょう。

 

どれも卸売り価格なのでリーズナブルですし、カラフルな石や太古の化石は見ているだけでワクワクします。是非一度行ってみてください!

→ミネラルショーのスケジュールはこちら

小村 トリコ
編集・ライター。ワシントン大学のビジネスクラスを履修中、インターンで入ったソイソース編集部にそのまま入社。2017年編集長を務める。現在は日本で小鳥ライターとして活動中。ライフワークは「人の話を聞く」こと。コトリ2羽とニンゲンのさんにん暮らし。 Twitter/Instagram @torikomura