シアトルの主要な交通機関、シェアリングサービス、観光におすすめの移動手段についての情報です。利用の際に必要な運賃や乗車方法など。
※最新交通情報はこちらの記事もチェック→これでばっちり!シアトル交通機関(2017年8月25日時点)
メトロバス(Metro)
シアトル市内および近郊は、公共バス「メトロ(Metro)」がくまなく網羅している。ダウンタウンの中心には、北はコンベンションプレイスから南はインターナショナルディストリクトまで、停車駅5カ所を結んで走るバストンネルが整備されている。渋滞しがちなダウンタウン内を短時間で移動したいときに特に便利です。
ラピッド・ライド(Rapid Ride)
ダウンタウンエリアはもちろんのこと、北はショアライン、南はフェデラルウェイまで、シアトルの主要なエリアを網羅する急行バス。10分間隔で運行しているので、バスの発着時間を気にする必要がなく、各乗り場に設置してあるカードリーダーでタップして先に会計を済ませておくと、乗車はどの入口からでも可。
バス運賃表(2017年9月現在)
メトロ、ラピッド・ライド
1ゾーン | ピーク時間 | 2ゾーン | |
大人 | $2.50 | $2.75 | $3.25 |
子ども(6歳~18歳) | $1.50 | $1.50 | $1.50 |
65歳以上 | $1.00 | $1.00 | $1.00 |
障がい者 | $1.75 | $1.75 | $1.75 |
5歳以下 | 無料 | 無料 | 無料 |
※ピーク時間…6am~9am・3pm~6pm
STエクスプレス
キングカウンティー内 | エバレット、タコマ | |
大人 | $2.75 | $3.75 |
子ども(6歳~18歳) | $1.50 | $1.50 |
65歳以上 | $1.00 | $1.00 |
5歳以下 | 無料 | 無料 |
運賃の支払い方法
現金または公共交通機関共通のプリペイドカード「オルカカード」にて支払う。現金で支払いの際、運転手に「Transfer, please.」と伝えてトランスファー(乗り換えチケット)をもらえば、90分以内(バスによっては2 時間以内)は乗り換えが無料に。オルカカードの場合は、最初のカード読み取りから2 時間以内。ただしオフピーク時からピーク時への移行時には差額の支払いが必要なので要注意。
乗り降りの仕方
料金の支払いは基本的に乗車時。乗車は前方のドアからのみ。降車はどのドアからでもOKだが、出来るだけ後方ドアを利用しよう。
※バス運賃の支払いの際、両替機など無いのでおつりは出ません。バスに乗る際は小銭を用意しておこう。
センサーが設置されている最新型のバスでは、降りる際にドアに軽く触れてドアを開く。
リンク・ライト・レール(Link Light Rail)
ダウンタウンのウエストレイク駅からシータック空港までの全13駅を約37分で結ぶ新しい電車。毎日約7分半から15分おきの運行で、空港やセーフコフィールドの近くの駅の券売機で切符を購入、または乗降の際にオルカカードを各駅に設置されたカードリーダーに読み込ませます。
※改札がないので、チケットを通したりはしなくて良いですが、時々鉄道警察の抜き打ち検査があるので、乗車時はチケットをなくさないようにしましょう。
運賃
大人$2.25~$3.25/65歳以上・障がい者$1/子ども(6~18歳)$1.50/5歳以下無料
モノレール(Seattle Center Monorail)
ダウンタウンのウエストレイクセンター3 階( 5th Ave. & Pine St.)とスペースニードルのあるシアトルセンターをわずか2分で結ぶモノレール。10 分間隔で運転しています。
営業時間
月~金 7:30am ~11:00pm、土日 8:30am ~11:00pm(11/24・12/25 運転休止)
フェリーでワシントン州を観光
シアトルのウォーターフロントと、ベインブリッジ島、ブレマートン、バション島間を運行するフェリー。
特にお薦めなのが、格安にクルーズ気分を味わえるダウンタウン-ベインブリッジ島間の航路(ピア52から出港)。わずか$ 8.00(大人往復)という破格値で、往路はベインブリッジ島の高級住宅を、復路はダウンタウンの摩天楼を眺めることができる(片道約35分)。
また、シアトルから車で約1時間半のアナコーテスからは、サンワン諸島やカナダのシドニー行きの大型フェリーが出ています。
チケット料金や運行状況など、詳しい情報は以下の公式サイトを参照してください。
The Washington State Ferries:www.wsdot.wa.gov/ferries
ウォータータクシー
ウォーターフロントのピア50とウエストシアトルのシークレストパーク間を、小型フェリーが運航する。航行時間は10 ~15 分。手軽にクルーズ気分が味わえる。
www.kingcounty.gov/transportation/kcdot/
運賃(片道)
大人 $4.75(オルカカード使用時 $4.00)、シニア(65歳以上) $2.00、子供(6 ~18 歳) $4.75(オルカユースカード使用時 $3.00)、5歳以下Free
レンタバイクでサイクリング
シアトルの自転車のシェアプログラム
世界の大都市で導入されている自転車のシェアプログラムが、シアトルでも2014年10月にスタートした。
公式サイト:https://www.prontocycleshare.com
レンタバイクの利用方法
年間会員になるか、Dayパスを購入するとレンタバイクを利用できます。年間会員、Dayパスともに、期限内30分間の利用が何回でも利用できます。※1回の利用が30分を超えると超過料金を取られるので注意。30分以内に返却してレンタルし直せばok。)
シアトルでは自転車の乗る際のヘルメット着用が義務付けられているので、自前のヘルメットがない場合は、キオスクに設置してある無料のヘルメットレンタルを利用しよう。
年間会員になる
オンラインでメンバー登録します。メンバーシップは2種類あります。
【Pedal Membership 】$85/年
・1年間いつでも30分の利用が何回でも利用できる
・緑の会員カード
・24時間レンタルのパスが1枚
・ローカルビジネスの自転車屋さんで使えるクーポンなど
【Gear Membership】 $125/年
上記の特典に加え、PRONTOオリジナルのTシャツとトートバッグがもらえる
Dayパス
- 自転車が設置してあるキオスクで、24時間パスか3-Dayパスを購入する。
- キオスクでチェックイン。年間会員はカードキー、Dayパス購入者はパス購入時に入手したパスコードでチェックインする。(貸出し開始)
- サイクリングを楽しむ♪
- キオスクでチェックアウト
※30分を超えると超過料金がかかるので、30分以内に返却出来そうな目的地周辺のキオスクをあらかじめ調べておくと良い。
格安長距離バス
BOLTバス
アメリカを縦横に走る格安の長距離バス、BOLTバス。
シアトルからはオレゴン州各地とカナダのバンクーバー発着。
バス内に無料のwi-fiが飛んでる他、席の足元も広く快適。
各席にアウトレット(コンセント)も付いているので電子機器の充電もバッチリ。
シアトル – カナダ・バンクーバー間が、$50程度で往復出来ます。
(チケットの値段は曜日や時間帯によって変わるので、公式webサイトで確認。)
https://www.boltbus.com/default.aspx
カナダ・バンクーバーへ行く場合は国境を超えるので、パスポートや滞在許可証をお忘れなく!
カーシェアリングサービス
CAR2GO(カートゥゴー)
ドイツの自動車メーカー、Daimler(ダイムラー)が運営しているカーシェアリングサービス。
スマートフォンのアプリで最寄りの車を探すことが出来、分単位での利用可、有効エリア内であればどこでも乗り捨て出来るという画期的なサービスで、車社会と呼ばれるアメリカで駐車場問題の救世主となり得る存在。アメリカ、ドイツ、カナダ、オランダ、オーストリア、イタリア、デンマーク、スウェーデン、中国の各都市で展開中。2015年には全世界の利用者数が100万人を超えています。
シアトルは利用者が多く、世界で最も成功した市場だと言われており、試験的に500台から始まったこのサービスですが、今後3000台まで増える見込み。
コンパクトな2人乗りの車両は、小回り自在、縦列駐車もしやすく、街乗りにピッタリの設計です。
Car2Goの利用方法
- オンラインで会員登録する。数日後に自宅に会員カードが届きます。
- 専用のアプリで最寄りの車を検索。路上で見つけた車両をそのまま利用しても構わない。30分前からの事前予約も可能です。
- 車両を見つけたら、車外からフロントガラス内側に設置されているカード読取機に会員カードを近づけると、ドアが開きます。車内のタッチスクリーンで会員申込時に設定したPINコードを入力します。車内に設置されている鍵を使用して、運転開始。
- 目的地に到達したら、有効エリア内に駐車。車外に出て、カード読取機に会員カードをかざすとドアがロックされ、乗車終了。
Car2Goの利用料金
$0.35/分、$15/時間、$59/日(州内で2人乗り車の場合、車種による)
入会金 $5、会員費不要
登録したクレジットカードで支払う。
※Car2go(シアトル)ウェブサイト参照
Zipcar(ジップカー)
緑のロゴマークが目印。最小1時間~最大7日間まで、30分単位での利用が可能。事前に利用時間を指定して予約する。街中に駐車ステーションがあり、乗り終わったら元の場所に戻す。コンパクト、ハイブリッド、エグゼクティブまで多様な車種を揃え、コスト重視や乗り心地重視などその日の気分に合わせて好きな車を選べる。車種によってはカーナビが付いておらず、シアトルでの運転に慣れてきた人向け。
※カーシェアリングに関する最新情報はコチラ