シアトル在住のファンにインタビュー
初音ミクの世界ツアー10周年やガンダムシリーズのプラモデルが世界中で愛されている今、日本のキャラクターは国境を越えたグローバルな現象となっています。シアトルに住む愛好家にコンテンツに引かれた理由やアメリカでも楽しめる方法を聞きました。
初音ミクファンのぎぎしさん
『機動戦士ガンダム』プラモデルファンの石橋さん
子どもの頃、祖父からプレゼントされたガンダムのプラモデル(以下ガンプラ)がきっかけでガンダムの世界に魅了された。中でも『機動武闘伝Gガンダム』と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が印象深く、長年のファン。ガンプラを購入できる場所は多々あるが、インターナショナル・ディストリクトの「インターナショナル・モデル・トイズ」は地元ファンの間で有名なので、ぜひ訪れてほしい。最新情報の収集にはSNSやアニメ配信サービスの「クランチーロール」を活用しているが、日本国外からのアクセスに制限がある時や、日本在住者の購入が想定されたアイテムが手に入らない時は寂しさを感じることがある。
かつてマネージャーを務めた飲食店にガンプラを飾ったところ、同じファンと仲良くなることが度々あり、ガンダムが人とのつながりを生むきっかけになった。アメリカでは好きなものを堂々と表明できる雰囲気があり、その自由さが心地よく、日本の風潮との違いを感じている。ガンダムは石橋さんにとって人生の大切な一部であり、シアトルにいても多くの貴重な出会いや経験を得ることができた。これからもガンプラと共に、充実した日々を過ごしていきたい。