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㊗️20周年! 西海岸最大級のゲームの祭典、PAX West

㊗️20周年!
西海岸最大級のゲームの祭典、PAX West

ゲームを語る上で欠かせないイベント、ペニー・アーケード・エキスポ(PAX)が今年で20周年を迎えました。例年通り、レイバーデーの祝日に合わせ8月30日から9月2日にシアトルのコンベンション・センターで開催され、多くの日本のゲーム会社も出展しました。

エントランスではスーパーマリオやファイナルファンタジーなどゲームのサウンドトラックを演奏していた

© Kiko Villaseñor Design Director Penny Arcade

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲20周年を祝うバースデー帽子をかぶり、PAX主催者の話に聞き入る

『鉄拳8』を楽しんでいる来場者たち

© Kiko Villaseñor Design Director Penny Arcade

アーケードゲーム・ルームでは、バンダイナムコの人気シリーズ『鉄拳』に初挑戦。手の感覚に従ってボタンを押しているうちに、どれが大技を引き出せるのか分かり夢中になった。また、自転車型の筐きょうたい体にまたがってペダルを漕ぎながらゲーム内の飛行機を操縦する1996年リリースのゲーム、『プロップサイクル』にも挑戦した。アメリカで日本の懐かしいアーケードゲームをプレーできるとは感激! ただ、説明がすべて日本語のままだからか、ほかの来場者は難しそうに手探りでプレーしている様子だった。

イベントホールでは、任天堂やバンダイナムコ、スクウェア・エニックス、カプコンやマーベラスといった日本を代表する企業がブースを展開。ドラゴンボールシリーズのファンにはうれしい悟空とジレンの巨大な像の間で記念撮影ができるコーナーが設けられ、さらに今年10月発売予定の『ドラゴンボール Sparking! ZERO』の体験プレーが行われていた。

家主が眠っている間に暴走する

インディーゲームでは、日本のゲームパブリッシャー「Phoenixx(フィーニックス)」のブースを訪れた。今年3月にリリースされた『DORONKO WANKO(どろんこわんこ)』は、Steamというプラットフォームで、無料でプレーできる。かわいいポメラニアンに癒されたい人におすすめだ。タイトル通り家を泥だらけにするというユニークな内容で、家主のクリーニング費用がどんどんふくらみにつれて達成感が増していく。

今年のデザインは昨年のTシャツと半々に組み合わされたユニークなデザイン。涼しい素材で快適

今年はボードゲームやカードゲームのエリアが拡充されていた。販売ブースにはサイコロなどのテーブルトップ・ゲーム用のアクセサリが豊富だった。

「リーサル・シャドー」という店でジャック・オー・ランタンのミニチュアフィギュアを購入。本来はボードゲームの駒として使われるが、筆者はペイントをしてコレクションとして飾っている。塗装前のフィギュアなので、ハロウィンまでに、自分でペイントするのが楽しみだ。

また、PAX West 2024限定のTシャツをゲット! 毎年PAXはオリジナル・グッズを出しており、デザインも凝っていて思わず集めたくなる。会場内では、さまざまな年のPAXのTシャツを着たファンが多く見られ、結束感が強まり仲間のように思えた。

PAX West
https://west.paxsite.com

今年も大盛況だったPAX。来年が待ちきれない!
2025年の開催日は8月29日(金)から9月1日(月)
メーリングリストに登録しておくと毎年5月頃にバッジ販売の知らせが届く。会場での受け取りが煩わしい方は、ホームページで早めに購入して住所まで郵送してもらおう!