落ち葉など身近な素材を使って誰でも気軽に始められるアートに挑戦! ケント在住の「落ち葉アーティスト」、吉川宗雄さんに制作のコツを教えてもらいました。
「落ち葉アート」には、葉を集めて地模様を描くもの、葉そのものに絵を刻む切り絵など、さまざまな手法が見られるが、吉川さんは落ち葉に枝や木の皮、種なども加え、風景や動物などを絵画のように描写する。「落ち葉アートの魅力は、失敗しても何度でもやり直せるところ。落ち葉の採集以外は家の中でできるので、雨が多いシアトルにぴったりの遊びですよ」
ゴルフ場できれいな落ち葉に見惚れたことをきっかけに創作をスタートし、その道 20年以上の吉川さん。展覧会を開催するなど活動は多岐にわたる。吉川さんの作品は一見、落ち葉を使ったものだとは気付かないほど、緻密で芸術性が高い。「初心者には、鳥なんかが作りやすくて良いかな。葉を重ねていけば羽に見えるし、足やくちばしには葉の茎を使うのがポイント。乾燥すると茎が曲がってくるので、その動きを利用してみてください」
🍂準備するもの
- 少し厚手の画用紙
- 鉛筆
- 網
- はさみ
- のり
- 濡れ布巾
- 古新聞、古雑誌
🍁作り方
- 落ち葉を集める。
- 新聞紙の上に落ち葉を並べ、その上に網を載せ、陰干し して乾燥させる。さらに雑誌などを使ってページの間に 葉を挟み、プレスする。
- 画用紙に鉛筆で下絵を書く。
- はさみとのりを使い、落ち葉を下絵に沿って貼っていく。
- 濡れ布巾などで上から軽く押さえたあと、よく乾燥させ たら出来上がり!