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ANA シアトル−東京線就航5周年記念イベント

7月25日、タコマ国際空港の搭乗ゲートにて、全日本空輸(ANA)のシアトル−東京間の直行便就航5周年記念イベントが行われた。
取材・文:岡田みなみ 写真:小村侑子

5周年記念に振る舞われたANA特製の特大ケーキ甘いクリームとバナナ風味のスポンジが優しい味
5周年記念イベントを盛り上げた関係者の方々

2012年の同日、ANAで初めてのシアトル−東京線の運航が始まった。この日ANAの地上職スタッフは全員、同社のコーポレートカラーである真っ青なハッピを着用して搭乗客を迎えた。

 

沖縄太鼓と獅子舞の演舞を披露してくれた沖縄県人会のメンバー

シアトル発NH177便の搭乗ゲートでは、ワシントン州沖縄県人会による沖縄太鼓と獅子舞のパフォーマンスが披露され、ボーディングを待つ搭乗客を楽しませた。勢いよく舞う獅子舞には、思わず逃げ出してしまう人も出たほど。5周年を記念して作られたANAカラーの青、白、水色の鮮やかなデコレーションケーキが搭乗客に振る舞われ、記念品としてANAオリジナルのトートバッグ、キーホルダー、ストレスボール、さらにポート・オブ・シアトルからバッゲージタグが贈られた。

スターウォーズR2 D2モデルの飛行機

当日の機体は『スターウォーズ』とコラボレーションした特別モデル「R2-D2 ANA JET」であり、スターウォーズファンの搭乗客は歓喜の声を上げていた。ボーディングが終わるとANAスタッフが外に出て飛行機を見送り、最後までANAのおもてなし精神を見せた。

ANAシアトル支店ジェネラルマネージャーのゲリーワイスさん

シアトル−東京間の直行便就航により、日本からシアトルへの観光客が増え、シアトル在住の日本人や日系アメリカ人にとっては日本をより身近に感じられるようになった。ANAシアトル支店ジェネラルマネージャーであるゲリー・ワイス(Gary Weiss)氏は「シアトルでこのように成功できたのはとても素晴らしいことであり、成功を支えてくれたスタッフ、お客様にはとても感謝しています」と語った。

ARIGATOUTHAK YOUと書かれたボードを持ち飛行機が見えなくなるまで手を振って見送った

国内線、国際線ともに日本最大規模の航空会社の一つであるANAにとって、シアトルは北米7番目の就航都市。現在は週7便のデイリー運航を行っている。同社はこれからもシアトルの国際都市化に貢献し、シアトルとアジアを繋ぐ架け橋として第一線を走っていくことだろう。

会場にはフォトセッションのコーナーも筆者もANAスタッフのおふたりとパチリ

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