絶対に制覇したい州内の人気ミュージアムの数々。ユニークな顔ぶれに、一度訪れたらリピートしたくなること間違いなし。
シアトル・ダウンタウン/インターナショナル・ディストリクト
シアトル美術館
Seattle Art Museum (SAM)
1300 1st Ave., Seattle, WA 98101
開館時間:10am〜5pm 定休:月火
料金:一般$19.99、65歳以上$17.99、学生・15〜18歳$12.99、14歳以下無料 ※第1木曜日は無料
問い合わせ:☎️206-654-3100
詳細: www.seattleartmuseum.org
*無料入館日あり
アメリカはもとよりアジア、アフリカ、イスラム、ヨーロッパ、ネイティブ・アメリカンの幅広い芸術コレクションが観られる美術館。シアトルのダウンタウン中心に位置し、雨の日の観光にもうれしい。入り口にそびえ立つ巨大な動く彫刻は、ジョナサン・ボロフスキー氏による「ハンマリング・マン」。世界7カ所にあり、日本では名古屋美術館に展示されている。10月15日(金)には、美術品コレクターのリチャード・E・ラング、ジェーン・ラング・デイビス夫妻が収集した絵画と彫刻がそろう「フリッソン」展が始まり、11月27日(土)まで開催される。
ウィング・ルーク博物館
Wing Luke Museum
719 S. King St., WA 98104
開館時間:10am〜5pm 定休:月〜水
料金:一般$17、62歳以上$15、13〜18歳$12.50、5〜12歳$10、4歳以下無料
問い合わせ:☎️206-623-5124、visit@wingluke.org
詳細:www.wingluke.org
*ミュージアム・パス利用可
1967年の設立以来、インターナショナル・ディストリクトで50年以上にわたり、日系を含むアジア系コミュニティーの築いてきた文化と歴史についてさまざまな展示を通して紹介。歴史資料館も公開している。地域とのつながりを大切にし、アジア系ビジネスとのイベントや子ども向けプログラムも頻繁に行う。2022年4月17日(日)まで、日系アメリカ人彫刻家のジェラルド・ツタカワ氏の手がけた作品を展示している。
シアトル・セルフィー・ミュージアム
Seattle Selfie Museum
92 Union St., Seattle, WA 98101
開館時間:月〜木 12pm〜8pm、金11am〜9pm、土10am〜10pm、日11am〜8pm
料金:一般月〜木$29/金〜日$34、4〜12歳$22、3歳以下無料
問い合わせ:☎️206-487-4500、seattleselfiemusuem@gmail.com
詳細:https://seattleselfiemuseum.com
2020年2月にオープン。セルフィー(自撮り写真)を撮るための、インスタ映えする背景や小道具が用意された、フォト・スタジオ風ミュージアムだ。持参したスマートフォンやカメラを使い、自由に写真を撮ることができるので、現代っ子も飽きずに楽しめるはず。誕生日などの記念日に、撮影で訪れるにもおすすめ!
シアトル・センター
ミュージアム・オブ・ポップ・カルチャー
Museum of Pop Culture (MoPOP)
325 5th Ave. N., Seattle, WA 98109
開館時間:月〜金 10am〜6pm、土日9am〜6pm ※10月6日(水)より水曜日定休
料金:一般$24.75〜、65歳以上・学生$23.50〜、5〜12歳$18.25〜、4歳以下無料 ※日時によって異なる。特別展は別料金で、セット券もあり
問い合わせ:☎️206-770-2700、info@mopop.org
詳細:www.mopop.org
*ミュージアム・パス利用可
メタリックな外観の建物で有名なインスタ映えスポット。ジミ・ヘンドリクスやカート・コバーン、パール・ジャムなど世界的ロック・ミュージシャンを生み出したシアトルならではのマニアックなコレクションが、音楽ファンを喜ばせている。そのほか、映画やゲームなどサブカルチャーの展示に定評。10歳からシアトルで過ごしたジャズ・ミュージシャン、クインシー・ジョーンズが今年の創設者賞を受賞し、10月27日(水)にトリビュート・コンサートが行われる。
チフーリ・ガーデン・アンド・グラス
Chihuly Garden and Glass
305 Harrison St., Seattle, WA 98109
開館時間:日〜木9am〜6pm、金土9am〜7pm ※時期によって変更あり
料金:一般$32、65歳以上・キング郡居住者$27、5〜12歳$19、4歳以下無料
問い合わせ:☎️206-753-4940、guestservice@chihulygardenandglass.com
詳細:www.chihulygardenandglass.com
2012年にオープンした、1.5エーカーに及ぶ庭園とミュージアム。タコマ出身のガラス作家、デイル・チフーリ氏の華やかで独創的な作品が花や樹木のごとく配置され、まるでガラスの植物園だ。美術品コレクターとしても有名なチフーリ氏が集めた品々が壁を埋め尽くすレストラン、コレクションズ・カフェも隣接。10月14日(木)から17日(日)まで開催される、ガラス工芸体験フェスティバル「リフラクト」のオープニング・パーティーがフェスティバル初日に行われる。参加チケットはウェブサイトから購入を。
ベルビュー
キッズクエスト
KidsQuest Children’s Museum
1116 108th Ave. NE., Bellevue, WA 98004
開館時間:通常9:30am〜 ※週ごとに変更あり。オンライン予約制
料金:$10、1歳以下無料
問い合わせ:☎️425-637-8100、info@kidsquestmuseum.org
詳細:www.kidsquestmuseum.org
*ミュージアム・パス利用可
多様な参加型アクティビティーが人気の理由。アート、科学、クライミング、DIY、水遊び、お店屋さんごっこなどをテーマに、0歳から10歳を対象とした学びと遊びの場が設けられている。10月31日(日)には、子どもは15ドル、大人は8ドルで仮装をして参加できるハロウィン・イベント「スプークタキュラー」も予定。
タコマ
ルメイ・アメリカ自動車博物館
LeMay America’s Car Museum
2702 E. D. St., Tacoma, WA 98421
開館時間:10am〜5pm 定休:金〜日
料金:一般$18、65歳以上$16、13〜18歳$14、6〜12歳$10、5歳以下無料
問い合わせ:☎️253-779-8490、info@americascarmuseum.org
詳細: www.americascarmuseum.org
タコマのダウンタウンそばにある博物館に、クラシック・カーからトラックまでアメリカ製自動車が勢ぞろい。運転の疑似体験や、自分だけの車をデザインできるコーナーなど、子ども向けアクティビティーが充実する。第3土曜日には専用キットでミニ・カーを作るイベントも実施されるなど、楽しい企画が盛りだくさん。
チルドレンズ・ミュージアム・オブ・タコマ
Children’s Museum of Tacoma
1501 Pacific Ave., #202, Tacoma, WA 98402
開館時間:10am〜12pm /1pm〜4pm ※木曜日はメンバーのみ 定休:月〜水
料金:無料
問い合わせ:☎️253-627-6031
詳細:https://playtacoma.org
アート教室や大型遊具などがそろった、北米で唯一寄付金にて運営される子ども向けミュージアム。有料でメンバーになると(1年間有効)通常の開館時間以外でも通うことが可能だ。パンデミック中の外出が心配な人のために、おうちで遊ぶヒントを学べるビデオ「バーチャル・プレイ・トゥ・ラーン」も用意されている。
その他郊外
ボーイング・フューチャー・オブ・フライト
Boeing Future of Flight
8415 Paine Field Blvd., Mukilteo, WA 98275
開館時間:9:30am〜5pm 定休:火水
料金:一般$12、65歳以上$10、6〜15歳$6、5歳以下無料
問い合わせ:☎️1-800-464-1476、info@boeingfutureofflight.com
詳細:www.boeingfutureofflight.com
シアトル中心部から車で約30分北上した街、マカティオにあるボーイング社の航空センター。施設内では同社の歴史を展示により振り返ることができ、実物大のレプリカも置かれ、航空機好きにはたまらない内容となっている。広大なスカイ・デッキからは、さまざまな機体が飛び立つ様子を間近で眺められる。毎日4回、ボーイングがデザインしているドローンの体験クラスも実施。2021年9月現在、大好評の工場見学ツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止中。
サンファン諸島美術館
San Juan Islands Museum of Art (SJIMA)
540 Spring St., Friday Harbor, WA 98250
開館時間:11am〜5pm 定休:火水 ※夏季(メモリアル・デーからレイバー・デーまで)は木〜土7pm〜9pmの夜間営業があり、木曜日も定休に
料金:$10、18歳以下無料
問い合わせ:☎️360-370-5050、admin@sjima.org
詳細:https://sjima.org
シアトルからフェリーでアクセスできる、「ワシントン州の宝石」とも呼ばれるサンファン諸島に立地。3つのギャラリーで常設展や特別展があり、親子参加型のアート・クラスも定期的に実施。毎週月曜日は、入館料を自分で決められる「ペイ・ワット・ユー・キャン」デーとなっている。12月6日(月)まで、人体でアートを表現する「ゴー・フィギュア!」展を開催。
ヤキマ・バレー博物館
Yakima Valley Museum
2105 Tieton Dr., Yakima, WA 98902
開館時間:10am〜5pm 定休:日月
料金:一般$8、学生・65歳以上$6、5〜18歳$5、4歳以下無料
問い合わせ:☎️509-248-0747
詳細:www.yvmuseum.org
1900年代初頭にヤキマへ移民し、農業に従事した日本人と日系アメリカ人の暮らしはどのようなものだったのか。ワインの生産で有名なヤキマ・バレーで、日系コミュニティーの歴史をたどろう。2010年に始まった歴史展「喜びと悲しみの地−ヤキマ・バレーの日本人開拓者たち」は現在改装中だが、今後も継続予定。2022年には、第二次世界大戦中の人々の生活に焦点を当てた展示が企画されている。
マリーヒル美術館
Maryhill Museum of Art
35 Maryhill Museum of Art Dr., Goldendale, WA 98620
開館時間:10am〜5pm ※3月15日〜11月15日(冬季は閉館)
料金:一般$12、65歳以上$10、19歳以上の学生$9、7〜18歳$5、6歳以下無料
問い合わせ:☎️509-773-3733、maryhill@maryhillmuseum.org
詳細: www.maryhillmuseum.org
オレゴン州との州境、コロンビア峡谷を見下ろす崖の上に佇む美術館。1900年代初期の富豪、サム・ヒル氏の元邸宅で、自身の娘の名から「マリーヒル」と命名された。ロダンの彫刻ほか、ルーマニア女王マリー所有のジュエリーや家具のコレクションには、思わずため息が出そう。ルーマニア民族衣裳などを観られる特別展を11月15日(月)まで開催。
マーメイド博物館
Mermaid Museum
1 S. Arbor Rd., Aberdeen, WA 98520
開館時間:11am〜6pm
料金:$3、5歳以下無料
問い合わせ:☎️306-648-2224、info@mermaidmuseum.org
詳細:www.mermaidmuseum.org
今年4月にオープンしたばかりの人魚神話の世界と海洋文化、海洋生態学の博物館。アバディーンにあるウエストポート・ワイナリー・ガーデン・リゾートの敷地内にある。館内では等身大の個性豊かなマーメイド・ドールたちが迎えてくれる。15エーカーに及ぶ庭園は入場無料! 地元アーティストによる約80の屋外彫刻を鑑賞できる。