花満開の季節、今年こそ出かけてみたい名所はたくさん。シアトル市内を中心に人気の場所から穴場までをまとめました。
ワシントン大学クオード広場
シアトルで最もよく知られる桜の名所、ワシントン大学クオード広場が、パンデミック突入以降初めて花見客に開放されている。マスク着用は求められず、オプションとなる。広場にある29本の桜は3月下旬の今がちょうど満開。気が付けば平成以来で、令和になってようやくの解禁だ。そう思うと、美しさもひとしお?
The Quad – University of Washington
Pierce Ln., Seattle, WA 98195
www.washington.edu
ワシントン・パーク・アーボリータム
ワシントン大学ボタニック・ガーデンとシアトル市により管理される、230エーカーもの広さを持つ植物園。都会にありながら自然にあふれ、5月には満開のツツジとシャクナゲが遊歩道沿いを色彩豊かに染める。水辺でしっとりと花を咲かせる桜も必見だ。園内にはシアトル日本庭園もあり、1960年に現・上皇ご夫妻も訪れている。
Washington Park Arboretum
2300 Arboretum Dr. E., Seattle, WA 98112
https://botanicgardens.uw.edu/washington-park-arboretum
※シアトル日本庭園のみ有料
シアトル・パシフィック大学
クイーンアンにあるシアトル・パシフィック大学の桜は、今やすっかり春の風物詩となっている。メイン・キャンパス内、ティファニー・ループ広場とその周辺には、鮮やかな色合いのエドヒガンが咲き、そこから歩いて2分の寮、エマーソン・ホール前の通りにはソメイヨシノも。芝の上でのピクニックも楽しい。
Seattle Pacific University
3307 3rd Ave. W., Seattle, WA 98119
https://spu.edu
スカジットバレー
毎年3月にはスイセン・フェスティバル、4月にはチューリップ・フェスティバルがそれぞれ1カ月間開催される。スカジットバレーはシアトルから車で1時間半ほど北上したところにあり、年にもよるが広大なファームに4月初めまでは白や黄色のスイセン、4月中旬以降は色とりどりのチューリップが開花する。
Skagit Valley
311 W. Kincaid St., Mount Vernon, WA 98273
https://lovelaconner.com
※事前オンライン登録、チケット購入が必要な有料エリアあり
ポイント・デファイアンス公園
桜、ツツジ、シャクナゲなどが色鮮やかに咲き誇る日本庭園を訪れてみよう。ほかにもローズ・ガーデンやダリア・トライアル・ガーデンと、庭園は園内9カ所にあり、入場は無料。春から初夏にかけて美しい花々を満喫できる。
Point Defiance Park
5400 N. Pearl St., Tacoma, WA 98407
www.metroparkstacoma.org/place/point-defiance-park
スワード公園
ワシントン湖西岸に位置する市立公園。日本政府から贈られた桜の木々が湖畔に沿うようにして植えられ、晴れた空にはレーニア山が姿を現し、春のピクニックに最適。原生林が残り、100種類の野鳥観察スポットとしても知られる。
Seward Park
5900 Lake Washington Blvd. S., Seattle, WA 98118
www.seattle.gov/parks/find/parks/seward-park
パーソンズ・ガーデンズ
シアトルのアッパー・クイーンアン、夜景で有名なケリー・パークそばにひっそりとたたずむ。桜、アジサイなどの花々が緑に覆われた隠れ家のような庭園に彩りを添える。ウエディング会場にも使われる、知る人ぞ知る穴場。
Parsons Gardens
650 W. Highland Dr., Seattle, WA 98119
www.seattle.gov/parks/find/parks/parsons-gardens