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バンクーバーで外食: ウエストエンド&ダウンタウン編

シニアがなんだ!カナダで再出発

在シアトル日本国総領事館に現地職員として39年間勤務した後に、2013年定年退職した武田 彰さんが綴るハッピー・シニアライフ。国境を超えるものの、シアトルに隣接する都市であるカナダのバンクーバーB.C.で過ごす海外リタイアメント生活を、お伝えしていきます。

バンクーバーで外食: ウエストエンド&ダウンタウン編

私の住居はイエールタウンと呼ばれるダウンタウン南東角にある。そこから北西に向かって5、6ブロック歩くと、ノードストロームやハドソンズ・ベイなどがあるシティーセンター、そして中心部を挟んで斜向かい北西はウエストエンドの一角となり、ここもわが「縄張り」の一部。この辺りで昼食を済ませ、近くのコミュニティーセンターで趣味の社交ダンスやピックルボールに興じるのが、パンデミック下の日課となっている。アジア料理はもとより、さまざまな国と地域の味覚を提供するレストランが軒を連ねる周辺エリアのおすすめ店は次の通り。

ウエストエンド

サク Saku
www.sakuvancouver.com

開店直後から大人気カレーうどんカツサンドなどもある

トンカツ専門店。パンデミック中に拡張移転したが、変わらず行列は続く。「サク」っと出来上がるカツにはお新香とおいしいご飯が付き、キャベツとだしが利いた豚汁は食べ放題。

金子半之助
www.facebook.com/kanekohannosuke.vancouver

ミニ天丼でも具だくさん安価なのがありがたい

マイタケ入りの「レギュラー天丼」がいつものチョイス。シンプルで清潔なインテリアも魅力。冬季限定品、ミニ天丼付きの稲庭うどんは細めの麺がシニアにうれしい。揚げ物もたまには許される?

マ・ダン・ゴウル(MDG)Ma Dang Goul
https://mdgdenman.ca

さまざまな韓国料理がそろいキムチもここがいちばん

数年前に引退した初代から味・質共に受け継いだ若きオーナーが、新メニューも加えて頑張る店。石焼ビビンバ、シーフード・パジョン(チヂミ)は外せない。

オリンピア Olympia
www.olympiapizza.com

伝統的なギリシャ料理ほかピザやパスタも提供

気軽に行けるギリシャ料理店。ランチ・スペシャルのロースト・ラムがおすすめ。温かいピタも付くが、言わないともらえない。

金魚 Kingyo
https://kingyo-izakaya.ca

豪華な海鮮が入る北海ちらし

移住準備中の2010年前後、バンクーバーで最初にできた友人、ミチコさんに連れられて行った思い出の日本食レストラン。今も「いらっしゃいませ」の元気なかけ声や筆書きのメニューは健在。スイカ、ライス、ラヂオなどの姉妹店もできた。

ダウンタウン

PAUL
www.paul-bc.com

4種類のタルティーヌフランス風オープンサンドのブランチ

有閑マダムを妻に持つ友人が情報をシェアしてくれたフランス発のベーカリー。シニアの自分はお呼びでないショッピング街にあるが、上品なこの店には時々来たい。クロワッサンから料理まで丁寧に作られていて美味。日本含め世界中にフランチャイズ展開する。

トーキョー・カツサンド Tokyo Katsu-sand
https://tokyokatsusand.ca

ダイソーが目の前なので日本びいきには一石二鳥

シティーセンター駅前に出店するフードカート。日本式カツサンドは昔食べた味そのもの。

ザク・ザク ZAC-ZAC
www.facebook.com/zac.zac.japanese.curry.house

揚げ物各種やうどんもオプションで注文できる

働き者の日本人若夫婦が営むこの店は、Hマート内フードコートにあり、買い物がてら寄れて便利。カレー・アタックに襲われると、6番目の味覚とも言われる「脂味」たっぷりのビーフカレーを注文。

武田 彰
滋賀県生まれの団塊世代。京都産業大学卒業後日本を脱出。ヨーロッパで半年間過ごした後シアトルに。在シアトル日本国総領事館に現地職員として39年間勤務。政治経済や広報文化などの分野で活躍。ワシントン大学で英語文学士号、シアトル大学でESL教師の資格を取得。2013年10月定年退職。趣味はピックルボールと社交ダンス。