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トロンソンあやこさんがコロナ禍での不動産についての悩みに回答!

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コロナ禍でのお金の悩みに専門家が回答

ワシントン州知事による自宅待機命令の下で暮らす読者の皆さまへ、ソイソースでおなじみのお金の専門家たちがコロナ禍を乗り越えるための知恵についてアドバイス!

※掲載した内容はあくまで一般的な情報であり、個々の状況に応じて異なる場合があります。また今後の情勢によって変更される場合がありますことをご了承ください。
※最新情報、詳細は州や該当機関、各社のウェブサイトなどでご確認をお願いします。

不動産 Real Estate

トロンソンあやこさんが回答

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Ayako Tronson
Agency NW Real Estate
☎425-681-4165

コロナショックで不動産は買い時?

コロナ禍で外出規制が始まる直前まで良い状態を保っていた不動産マーケットは、今でも物件に買い手が見つかりやすく、価格も大きな変動は見られません。ただ、売り出される物件が少なく在庫不足です。買い手にとっては、値段が飛び抜けて上がることもないので買いやすい時期と言えるでしょう。人気が高くオファーが殺到するような物件も、今は競わずに購入できる状態にあります。金利も低く、住宅ローンは申請者の状況にもよりますが平均で3.6%くらいです。

外出制限中の内見は動画などによる「バーチャル・オープンハウス」が主流。実際に見に行くことも可能ですが、2人までの人数制限やソーシャル・ディスタンシングが求められます。すでに売り出し中の物件については、ほぼキャンセルはありません。ただ、こういう時期に人を家に入れたくないという理由で売り出す時期を先延ばしにしたい方は多くいます。ですが、売りに出せば1週間以内に売れている物件がほとんどです。

不動産投資、賃貸事情はどうなる?

今後の不動産事情は、どれぐらい自粛が続くのかがカギに。現在は金利が低く買いやすい時期ですし、1度売りに出すとすぐに買い手が見つかるような状態です。1・2月の不動産マーケットは昨年より良好でしたし、3月は売り出される物件が少なく、スローになってきましたが、それでもほぼ売れています。ワシントン州はアメリカ国内全体で見ても、不動産マーケットが伸びる可能性の高いエリア。一時的にコロナ禍の影響が出ることはあっても、需要や人気は引き続き高いと見ていいでしょう。

賃貸の場合も、2月の時点では良好で、すぐに借り手が見つかっていましたが、自粛が続く現在は、多くに規制がかかるようになっています。賃貸業者のオフィス自体が閉まっており、電話のみの対応となっているところがほとんど。物件の内見はやはり動画を通す形を取っています。賃貸契約がもうすぐ切れる場合、今は次の場所を短期間では見つけられないのではないかと思います。また、業者に依頼して引っ越しをするとなると、なかなかスムーズに行かないのではないでしょうか。賃料はあまり変動していないので、契約を更新して様子を見ながら次の場所を探してはいかがでしょう。