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ルイボスティーの嬉しい作用

南アフリカ共和国の限られたところでしか収穫できないという植物「ルイボス」。ルイボスは、日中と夜との温度差は20度以上で、半砂漠地帯という過酷な環境にもかかわらず生息し、生命力にあふれたすごい力がある植物です。
31334648_ss-min ルイボスティーにはミネラル類のほか、フラボノイドが豊富に含まれており、その中の成分であるアスパラチンに活性酸素に対する抗酸化作用があります。この成分はルイボスティーにのみ含まれているものだそうです。活性酸素というのは完全なる悪者ではなく、体を感染から守る働きもするのですが、増えすぎてしまうとやっかいで、老化を促進させ、生活習慣病をはじめそれに付帯する病気を起こす原因にもなると言われています。アスパラチンがその活性酸素の除去に役立つ上に、花粉症などのアレルギー性の諸症状も改善する要素があるというのですから嬉しい限りです。
ルイボスは、赤い枝と針のような形の葉を持ちます。その葉を発酵させ乾燥させたものがお茶となり、煮出すと紅茶のような鮮やかな赤い色になります。独特の香りがありますが、渋みがなくほのかな甘みがあるので飲みやすく、さらにノンカフェインなので、時を選ばず飲めます。
ルイボスティの入れ方ですが、ポットで入れるより、10分程度煮出した方が効果的です。葉っぱをいれたまま冷ますことでより多くのフラボノイドが抽出されますが、そのままホットで飲んでも十分に効能はあります。また、他のハーブとも相性がいいので、ローズヒップや、ネトル、カモミール、エルダーフラワーなどとのブレンドや、ハチミツ、ミルク、ショウガなどで味の変化を楽しんでみてください。また、カレーライスのご飯をルイボスティーで炊くのもおいしいものです。
煮出した葉っぱは、スポンジに付けて油汚れの部分の掃除に使うときれいになります。ティーバックにいれたものならそのままこすってください。
ぜひ、健康茶である「ルイボスティー」をお試しくださいね。

[フィトアロマ]