今日も今日とてディスカバー!
言えたらちょっとかっこいい英語フレーズ
また、新しい英語表現を皆さんとシェアしたいと思います。今回は「Brain fart」について。「Brain」は「脳」、「Fart」は「おなら」という意味です。脳がおならをするとは、いったいどういう意味なんでしょう?
この言葉を初めて耳にしたのは、僕がパートナーの彼と同棲をし始めた頃。お互い学校と仕事で忙しかったので、なかなか荷物の整理ができませんでした。ある休日、「今日こそは引っ越しを終わらせよう」と、ふたりとも張り切っていました。僕はリビングルームにある棚を片付け。彼は何かを取りに行くと言ってキッチンに向かいました。10秒後。満面の笑みの彼が戻って来ました。何かうれしいことでもあったのかと尋ねると、彼はこう答えました。
「I forgot what I was doing. I had a brain fart.」
なんでキッチンに来たか忘れた。脳がおならしちゃったみたい。
キッチンに何をしに行ったかド忘れしちゃったパートナー君。ほんとにおっちょこちょい(でも、そこが彼のいいところ♡)。「Brain fart」とは「ド忘れ/凡ミス」という意味があります。動詞の「have」と一緒に「have a brain fart」のように使うことができます。
あまりきれいな言葉じゃないので使う場面は限られるけれど、「脳のおなら」で「ド度忘れ」って、何ともおかしな組み合わせですよね。僕は結構好きです(笑)。諸説あるみたいですが、とある心理学者がこの言葉を作ったのだとか。イギリスでは「Brain fart」の代わりに、「Brain fade」と言うこともあるみたい。
「最近、物忘れ(Brain fart)ひどいわぁ」と感じている人は少なくないのではないでしょうか? 何をしていたか忘れる、言葉が思い出せない、などなど。僕のブレーンなんか、最近はブッブッとおならし放題。22歳にして、もう老化が始まってきたかと、少し悩んでいるほどです。ストレスなど物忘れの原因はさまざまですが、十分な睡眠やリラックスする時間を確保しつつ日々の生活習慣を見直し、脳を健康にしていきたいですね。