今日も今日とてディスカバー!
言えたらちょっとかっこいい英語フレーズ
また新しい英語の表現を覚えたので、皆さんとシェアしたいと思います。
この日もまた、雨。シアトルに住んでいると雨じゃない日のほうが少なく感じますよね。しかし、この日の雨は、いつもの雨と少し違いました。大ぶりの雨粒でかなり激しく降っています。雨と風の音に耳を傾けつつ、僕はいつものように家の中でテレビを観ていました(雨の音って落ち着きますよね!)。
そんな中、びしょぬれで帰って来たルームメート。ここで彼が放ったフレーズが、今回紹介するイディオムです。
「It’s raining cats and dogs!」 猫と犬が降ってやがるぜ!
猫と犬? どういうこっちゃと思い、尋ねてみると、「Raining Cats and Dogs」は雨が激しく降る様子とのこと。日本でいうところの土砂降りかな? 日本語話者の僕には、猫と犬が降ることを土砂降りのイメージにつなげることは少し難しかったけれど、日本語でも土砂が降るわけじゃないから、どっちもどっちか。でも、どうして猫と犬なんでしょうね(笑)。別にラクーン(タヌキ)でもリスでも良かったんじゃないかとか思いつつ、やっぱり英語の表現って面白いなと実感します。
日本語でも霧状の雨を「霧雨(きりさめ)」と読んだり、あまり強くなく降ったりやんだりする雨を「時雨(しぐれ)」と言ったり、雨の表現はたくさんありますよね。英語でもいろいろな雨の表現があるみたいなのでまとめてみました。
Drizzle:とても弱い雨、小雨。シアトルでよく見かける雨はこれかな? 「Tomorrow there will be a light drizzle.」(明日は小雨が降るでしょう)
Shower:少しの間だけ降る雨。にわか雨。「We may have showers late today.」(今日はにわか雨が降るかもしれません)
Downpour:土砂降り。「My clothing got soaked because of the downpour.」(土砂降りのせいで服がびしょぬれになった)
Bucket down: 激しい、バケツをひっくり返したような雨。「It has been bucketing down since this morning.」(今朝から激しい雨が降っています)
話は変わりますが、シアトルの人って雨でも傘を差さないですよね。これってシアトルだから? それともアメリカ全土? これからますます雨の降る日が多くなりますが、ぬれたままで風邪をひかないように気を付けてくださいね。