シーホークスのランニングバックとして活躍しているマーショーン・リンチ選手が11月25日(水)、フィラデルフィアで手術を受けたことが関係者の話で明らかとなった。
同チームコーチのピート・キャロル氏は「リンチが受けたのは、スポーツヘルニア症候群(鼠径部痛症候群)の治療のための手術で、3〜4週間後にはチームに復帰できる可能性がある」と述べている。
担当医がリンチの復帰に楽観的な姿勢を示していることもあり、しばらくの間リンチは故障者リストには入らず、復帰の可能性を待つこととなる。同チームでコーナーバックを務めるリチャード・シャーマン選手によると、「リンチの競技人生において初めての重要な手術となったが、彼自身も復帰への意気込みを見せている」とのことだ。
リンチは同月23日(月)にフィラデルフィアへ移動し、スポーツヘルニア治療の名医ウィリアム・マイヤーズ医師を訪れた。昨今ではシアトルマリナーズのロビンソン・カノ選手も同医師の手術を受けており、評価が高い。
しかし、リンチがシーホークスの次の2試合を抜けることになるのは確実だ。彼の穴はルーキーのトーマス・ロールズ選手が埋めることになる。
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