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- ペットの健康と治療に自然療法を取り入れる
- ペットを飼うなら(アダプト・里親のすすめ)
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ペットを飼うなら(アダプト・里親のすすめ)
◆アダプトのすすめ
ペットを飼いたいと思ったら、日本だとまずペットショップに行く人が多いと思います。しかし、シアトル周辺の多くのペットショップではイヌやネコを売っていません。ペットのショーケースでの販売は動物虐待になるという全米動物愛護協会の訴えに賛同しているからです。そこでおすすめしたいのが、アダプトです。シアトル地域にはたくさんの動物保護団体が運営するアニマルシェルター(以下、シェルター)があります。それらのシェルターで保護している動物をペットとして引き取ることをアダプトするといいます。
大きなシェルターの場合、引き取るペットは健康診断、各種予防注射、避妊手術などが終わっており、すぐに飼われても大丈夫なように必要な訓練がなされています(これらの条件は団体によって異なる)。引き取りは無料ではありませんが、以上のようなことをすべて飼い主自らが行う費用と手間を考えると、決して高い料金ではありません。また、飼い主との相性もあるので、どうしてもうまくいかない場合にはシェルターに返して、他のペットにトライすることが認められています。シェルターによっては、イヌを引き取った場合、飼い主とイヌの躾訓練クラスが無料で受けられるという特典もあり。
多くのシェルターはペットショップと提携して週末などにペットショップ内でイベントを行い、引き取り可能なイヌやネコを連れて行って、その場でアダプトを受け付けています。
「この動物を一生面倒見てあげたい」、という気持ちをもってアダプトするようにしてください。
◆里親(フォスター)のすすめ
事情があって長期間動物を飼うことはできないけれど、動物が好きだし、少しでもシェルターにいる動物を助けたいという人は、里親(フォスター)になることができます。
たとえ短期間であっても動物たちは、シェルターの檻の中にいるよりも家庭的な環境でいるほうが、はるかに幸せで、イキイキして、それぞれの個性を現します。そうすると、よりアダプトされやすくなるのです。そのためシェルターでは里親になってくれる人を求めています。多くの場合、里親期間中のエサ代、医療費はシェルターが負担してくれますし、旅行などで留守にする場合には預かってもらうこともできます。
◆アニマルシェルター情報
シアトル周辺でペットのアダプトをできる主な動物保護団体を紹介します。この他にも多くの団体があります。
PAWS
1967年に開設した非営利団体。リンウッドにイヌとネコのシェルター、Uディストリクトにネコだけのシェルターがある。野生動物の保護も行っている。里親制度あり。
シェルター(イヌ・ネコ)
15305 44th Ave. W., Lynnwood, WA 98087
☎︎425-787-2500
キャットシティー(ネコ専用)
5200 Roosevelt Way NE, Suite B, Seattle, WA 98105
☎︎206-782-1700
www.paws.org
Seattle Animal Shelter
シアトル市が運営するシェルター。イヌ、ネコのほかウサギ、トリなど小動物も扱っている。里親制度あり。
2061 15th Ave. W., Seattle, WA 98119
☎︎206-386-7387 (PETS)
www.seattle.gov/animalshelter
Seattle Humane
ワシントン州で最大の非営利動物保護団体。公的機関の補助は受けておらず、80%を寄付でまかなっている。イヌ、ネコのほか小動物も扱っている。2015年に同団体からアダプトされた動物は7000匹にのぼる。里親制度あり。
13212 SE Eastgate Way, Bellevue WA 98005
☎︎425-641-0080
www.seattlehumane.org
◆オンラインでペットを見つける
Petfinder(ペットファインダー)
全米のアニマルシェルターがアダプトできる動物を登録しているサイト。各動物の性格やそれまでの飼育状況なども記されている。ペットをアダプトする際の注意点、などの情報もあり。
www.petfinder.com
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