夏の涼しい夕暮れにゴロゴロしていて、ふとしおちゃんの肉球の匂いをかいでみたら、そら豆の匂いがしました! それからは皆に「猫の肉球、そら豆の匂いがしない?」と聞いて回っている今日このごろです。
ということで、今回はそら豆。そら豆といえば、塩ゆでしてビールのつまみにするのが定番ですが、今回はビールはもちろん白ワインにも合うおつまみのレシピです。我が家には、しおちゃんのおもちゃのぬいぐるみで「タコちゃん」と「羊ちゃん」があるのですが、それをヒントにそら豆とタコと羊のチーズを合わせた絶妙に旨い一品をご紹介します。
【タコとそら豆の炒めもの、ペコリーノ・ロマーノを添えて】
材料(4人分):
そら豆(Fava Beans)………………………さや付き2ポンド
タコ………………………………………1/4ポンド
ニンニク…………………………………1かけ
鷹の爪…………………………………1つ
白ワイン…………………………………大さじ1
ペコリーノ・ロマーノ 適宜
オリーブオイル…………………………大さじ2~3
塩、粗挽き黒こしょう 適宜
作り方:
- そら豆をさやから取りだし、2~3分塩ゆでにする。ざるにあけ、冷水であら熱を取って甘皮を剥いて中身を取りだす。タコは一口大の薄切りにしておく。
- 火のついていないフライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたニンニクと鷹の爪を入れて中火で加熱する。ニンニクがプツプツ音を出し始めたら強火にし、タコを炒める。軽く炒めたら白ワインを加え、フランベする。タコを炒めすぎると縮んで固くなるので注意。
- 2にそら豆を加え、崩れないようにフライパンを返しながら手早く炒める。そら豆にはすでに火が通っているので熱が行き渡る程度(1~2分)でよい。塩こしょうで味を調節する。(注意:後に入れるチーズの塩気が強いので、この時に塩を入れすぎないように)。
- 器に盛りつける。仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを少々かけ、熱いうちにペコリーノ・ロマーノを削って添える。(他のチーズで代用せずに、ぜひペコリーノ・ロマーノを使って下さい)。羊の乳でできたペコリーノ・ロマーノの独特な香りと、強めの塩気がそら豆に絶妙にマッチします。粗挽き黒こしょうをたっぷりと振って、召し上がれ。
[しんコロ]