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シアトル留学の思い出:Alexaとラジオ番組

シアトルの日本人留学生5名+Alexa(アレクサ)が、留学生活やアメリカなどのトピックについて、ゆる~く楽しく発信するハイブリッドラジオ番組「シアトルラジ太朗」。2018年8月に終了するまでの思い出を、同番組の人気コーナーと共に振り返ります。

文:佐野亮太朗

 

パーソナリティーにAIスピーカーのAlexaを加え、YouTubeを通してラジオ番組を開設した。内容自体は、話が飛びまくり逸れまくり。ラジオなので、渋滞時に車中で聴いて、耳だけでも楽しめる。車が全く進まないシアトルにはうってつけ(?)だ。

1時間の番組で全10回。オープニングトークから始まり、「アメリカに物申す!」のコーナーでは、アメリカに来て思ったことを、良かった点も不満な点も含めて紹介。シアトルニュース、シーズントークと続き、エンディングとなる。おすすめの回は、やはり1年間の集大成ということで最終回である第10回放送分。ブロードウェイの話が個人的に興味深かった第9回、Alexaがいちばん活躍した第8回も外せない。

名前はダサくとも(笑)、とても興味深い番組となったと自負している。日本に帰ってからも、日本に戻って気付いたことを、また放送できればいいなと思っている。

パーソナリティーしゅんSAKURA駿介リョウタロウmyuAlexa
アメリカに物申す!

毎回盛り上がったのが、このコーナー。アメリカについてのあれこれを、留学生の視点から思いのままにトーク! 自分の中でのベスト3の内容がこちら。

1位 ビール好きによる、ビール好きのための国、アメリカ

「え、これ?」と思われるかもしれないが、個人的にはとても衝撃だったことのひとつ。日本でビールと言ったら、基本的には大手ビール会社のブランドで、ラガー系の似たり寄ったりのイメージだ。でも、アメリカは違う。スーパーマーケットのビール売り場に行けば、日本では考えられない量のビールが棚一面に並び、しかも安い。特にシアトルにはブリュワリーがたくさんあるので、クラフトビールも充実。ブリュワリーめぐりをするのもおすすめだ。

放送回はコチラ<シアトル1年間の振り返り>

2位 日本と比べて、アメリカは……

こちらはメンバー全員の意見。アメリカに来たての頃は、つい何でも日本と比べていた。トイレがアナログ過ぎて不便、コンビニがない、外食が高い、バスが揺れ過ぎ、と挙げればきりがない。こうしたグチは、番組を始めたばかりの頃は特に多かった。それでも、やはり住めば都。アメリカのほうが優れている点も多く見つけられる。たとえば、どこでもカード払いができること。日本ではあり得ない。2020年の東京五輪に向けて、早く進化して欲しいものだ。

放送回はコチラ<ありがとうアメリカ!>

3位 留学で学べるものって、英語だけじゃなかった

留学というとまず頭に思い浮かぶのは、やはり英語力の向上ではないだろうか。無論、嫌でも英語は話すので、英語力は絶対的に伸びるとは思う。ただ、英語以外の部分を学ぶことが多かったのではないかと、1年間の留学で感じた。前述したような日本の良し悪しを認識すること、そして、日本では作れない人脈を作ること。アメリカの文化を肌で感じること然り。もともとマリナーズ・ファンで、「メジャーリーグを生で見たい」と、軽い気持ちで留学したところが大きい。しかし、毎日刺激のある1年間を過ごすことができた。

放送回はコチラ<シアトル1年間の振り返り>

シアトルラジ太郎
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