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2020年から日本で新学習指導要領がいよいよ実施

10年ごとに改定される文部科学省による学習指導要領は今回、グローバル化、スマートフォンの普及、ビッグデータや人工知能(AI)の活用による技術革新などの急激な社会変化を踏まえたものに変化。新学習指導要領は今年4月から小学校、2021年から中学校、2022年から高校で段階的に実施されていく。

教材一覧にはアメリカの子どもたちにおなじみのマインクラフトやレゴの教育版も並ぶ

具体的には、小学校から「外国語」が新教科として導入され、「プログラミング教育」も必修化される。

注目される小学生のプログラミング教育は、特定のプログラミング言語を学ぶわけではなく、「プログラミング的思考」を育むことが目的。子どもがゲーム感覚で視覚的にプログラミングできるデジタル教材を使いながら、算数や理科などの各教科で課題を解決したり表現したりするものだ。

文部科学省、総務省、経済産業省が連携して民間企業とも協力しながら設立した「未来の学びコンソーシアム」では、小学生のプログラミング教育について詳しく知ることができる。同サイトでは、実施事例や無料で手に入る教材も紹介されている。

未来の学びコンソーシアム
https://miraino-manabi.jp

ハイテク関連企業の国際マーケティング職を経て2005年からシアトル在住。2016年にワシントン大学都市計画修士を取得し、2017年から2022年まで北米報知社ゼネラル・マネジャー兼北米報知編集長を務めた。シアトルの都市問題や日系・アジア系アメリカ人コミュニティーの話題を中心に執筆。