Home アメリカ生活 あなたの個人情報が危険にさ...

あなたの個人情報が危険にさらされた際に行うべき重要な4つのステップ

銀行口座ナンバーやパスワード、その他の個人情報が誰かに知らない間に使われていたとしたら、あなたは個人情報盗難の被害者だということになります。気がついたら早急に次の4つを行うことが重要です。これらの手続きの際、会話の詳細と全ての通信のコピーの記録を取っておきましょう。

1. クレジットレポートに ID 盗難警告の設置をし、レポートの確認をしましょう

(アメリカでクレジットカードを入手したもの)。

ID 盗難警告をしていれば個人情報泥棒があなたの名前を使って口座を開こうとするのを妨げます。下記 3 つの消費者レポート会社のフリーダイヤルに連絡し、クレジットレポートに ID 盗難警告設置手続きを行いましょう。
・Trans Union: 1-800-680-7289 fraud.transunion.com; Fraud Assistance Department P.O.Box 2000 Chester, PA 19022-2000
・Equifax:1-800-525-6285 www.equifax.com P.O.Box740241, Atlanta, GA 30374-0241
・Experian: 1-888-397-3742 www.experian.com P.O.Box9554, Allen, TX 75013

2. 狙われている口座の閉鎖をしましょう。

それぞれの会社のセキュリティーまたは詐欺課の担当者に電話をします。続いて書面や関連書類のコピー(原本は送らない)を送ってフォローアップをします。クレジット会社や銀行に書面で知らせるのはとても重要です。どの会社がいつ受領したか書面で証明できるよう書留配達で郵送し、配達証明をもらい、通信や封入物などの書類は必ず保存しておきましょう。新しい口座を開く際は新たな PIN ナンバーやパスワードを使用します。母の旧姓、誕生日、SSN の下 4 桁、電話番号や連続した番号など、判明しやすいものは使用しないように。もし個人情報泥棒が口座変更や引落し、不正に口座開設をしたら、それらの取引の異議申し立てをする書類を入手しましょう。

3.連邦取引委員会(the Federal Trade Commission=FTC)に苦情を申し立ててください

(口座が米金融機関に関係しているもの)。

FTC への苦情の申請はオンライン苦情ページか FTC の Identity Theft Hotline 1-877-ID-THEFT(438-4338) TTY 1-866-653-4261 または郵送の場合は Identity Theft Clearinghouse, Federal Trade Commission, 600 Pennsylvania Ave NW, Washington DC 20580 まで。その後に新たに問題や情報を入手した場合はホットラインに連絡し、最新情報を伝えておきます。FTC に苦情を共有することで、国内の法執行当局が個人情報泥棒の所在を突き止め、泥棒を止めさせる手助けとなります。またFTC はより詳しい調査のために被害者の苦情を、その他の政府機関や会社に付託すると同時に、同委員会が執行する消費者保護法令などに違反した会社の調査を行います。

4. 地元警察署、または個人情報泥棒が行われた場所の警察署で被害届を出しましょう。

地元警察署に連絡し、個人情報泥棒の被害届を出したいと伝えて下さい。直接出向いて届出ができるかを聞き、不可能ならオンラインまたは電話でできるか確認しましょう。警察官が受理を渋るようなら、「Miscellaneous Incident」として提出できるか、または州警察など、その他の管轄も当たってみてください。州の Attorney General’s Office では、州法によって警察官は個人情報泥棒の被害届を受理する義務があるかどうかを確認できます。電話番号は電話帳のブルーページ、または www.naag.org で州の Attorney General のリストからチェックできます。

[LeeLee法律]