今回のテーマ
イチロー選手、ありがとう!
3 月末、日本ではイチロー選手の引退が連日報道されていました。改めて、イチロー選手とシアトルの根強い縁を感じています。ちょっとイチロー選手をやっかんでいた日本のおじさんたちも、どうやら感動したようですね。
シアトルの皆さん、こんにちは。シアトルにとっては、最高な季節が足音を立ててやって来ますね。シアトルを思えば、いつもそこに行きたいと願うミヤザキです(笑)。
今回は、引退を決めたイチロー選手へエールを送るため、また、野球を人生の軸として置き、これから世界を担う若者たちに、きっとまだまだ貢献するであろうイチロー選手に感謝を込めて、コラムを書きたいと思います。
さて、「イチロー」「生年月日」とググりますと、1973年10月22日生まれと出てきます。シアトルでも紀伊國屋書店さんに置いているのですが、私は『13の性格』という人間鑑定本を出しておりまして、その中でイチロー選手の生年月日で該当するのが「4」の性格、つまり「アイデア」です。
アイデアって言うと、皆さんから「アイデアなんて出ない」と返されることが多いのですが、実はこれ、「着眼点が違う」という意味なのです。イチロー選手本人にインタビューできるのなら、イチロー選手の野球、海外を選んだ人生の分岐点や着眼点をぜひ聞いてみたいものです。
そして、イチロー選手の資質を見てみると、「新しい流れを起こす」という才能が。それも、ダブルでありました。それがわかった時、「あぁ、野球という分野で新しい時代を起こしたんだ」と、合点がいきました。 実際、イチロー選手は、多くの青年に勇気や進歩を与えたと思います。
人というのは、自分で脳に「できない」と制限をかけます。私だってそうです。しかし、できないと思うことは叶うはずもないのです。叶うはずもないことを目の当たりにすることで、叶うはずがなかったことは「自分の常識」に変わるわけです。
陸上選手も同じ。自己ベストを 0.01 秒を上回る度に常識は変わり、別の新しい選手もまた、そのタイムを塗り替えていきます。アメリカに渡って、メジャーリーガーとして自分の夢を成し遂げたイチロー選手は、後進の夢にまで、新しい流れを提供する人だったのだと気付きました。 想像の壁を越え、切り開いてくださったことに感謝し たい気持ちでいっぱいです。
最後に、これもお伝えしておかねばなりません。イチロー選手は、確固たる目標に向かって行ける人でもあります。目標に向かって、着実に突き進む。それは 時に、「自己主張が強い」だとか、「マイペース」だとか言われるかもしれませんが、人から何かしら「変わってる」と言われるくらいでないと。天下を取るような人とは、そういうものです。
また、忘れてはいけないのが、引退会見で妻の弓子さんに感謝していたイチロー選手の姿ですね。もしかしたら傍目からすると、人を振り回すイメージがあったとしても、人に寄り添うのがイチロー選手の軸かもしれません。
イチロー選手、長くにわたり、本当にありがとうございました!
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