オリジナルの人間学「13導」に基づき、あなたのお役割、さまざまなお悩みへの解決法、うんちくなどなど、お役割鑑定士のみやこさんが語っていきます!
大きな出来事は小さな出来事よりも自分の「気付き」になりやすい。それこそがかけがえのない贈り物なのです。
シアトルの皆さま、こんにちは〜。今回は「お役割鑑定士のうんちく」シリーズ3回目となりますが、さらにお礼とご報告を兼ねたいと思います。じゃかじゃん!(ウクレレ風) 実はわたくし、このたび新しい本が出版されることになりました。前作の『13の性格』は2014年の初版で日本、さらには翻訳版が韓国、タイと海を渡りました。感謝しかないメンバー、そして紀伊國屋書店さんのおかげで、シアトルにも日本語版が行き渡り、ブックイベントでは多くのシアトルの方とのご縁もできました。このコラムもこんなに長く書かせてもらって、さらに感謝しかない!のであります。
重版3刷の後、すでに出版社には在庫がなくなっていたところ、今年に入ってから改訂版のオファーが! 今年の6月末には日本全国の書店に並びます。新タイトルは『13の運命』。13パターンのネーミングもリニューアルしますので、楽しみにしていてくださいね。そんなわけで、無料セッションの読者プレゼント企画もまたまた予定しています。喜びは還元〜。これからも毎号のソイソースをお見逃しなく。番宣ならぬ本宣で失礼しました(笑)。
さて、いよいよシアトルでは美しい季節に突入しますね。日本は梅雨、それが明けるともう2022年はあと半分です。今年、心に刺さった出来事はありましたか? このコラムでも書きましたが、私自身は流行りウイルスでかなりしんどい思いをしたので、現在は生き方を変えようと頑張っています。ですが、人間のクセ(習慣)というのは相当厄介なもの。「自分の時間を大切にする」と宣言しても、これまで培ってきた意識や優先順位などを手放すのは容易ではなく、かなりのリハビリが必要と思い知らされた次第です。さらに、いろんな葛藤も出てくるわけですよ。
たとえば、あえて自分の時間を意図的に作ろうと料理教室受講を申し込んでみたものの、予約を入れてから、よりによって仕事の打診が来てしまう。自分の時間を優先するには、ほかをキャンセルするしかないので、ここで断る勇気が出てくるし、仕事を優先してきた過去の自分を知る。料理教室が楽しくてSNSに写真をアップすれば、「そんな余裕があるのに?」と、その仕事をキャンセルされた人は思うかもしれない。自分を優先するには、心の覚悟が要るんだなと痛感しています。でも、同じように感じている人に、自分の経験を伝えられるようになろうと、絶賛「矯正中」です。
この窮屈な時代、半年を振り返ってみて何か感じたことはなかったですか? 大きな出来事は、小さな出来事と違って、気付きを与えてくれる絶好の機会! 人生の贈り物でもあります。せっかく大変な思いをした分、しっかり「自分を生きる」選択をするのもナイスだと思うのです。それには、料理で言うところの「新しいスパイス」を加えることが大事。人生を今までと違う味にするには、「勇気」も必要です。あと半年、心新たにお過ごしください。自分の人生を自分のために生きているあなたに乾杯!