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思い込みを解けば生きるコトが楽になる

今回のテーマ

思い込みを解けば生きるコトが楽になる

自分を思い込みで作っている。 思い込みで相手を見てしまっている。その思い込みの角度を少しでも変えてみたら、生きることが楽になるはず。素敵な思い込みで、人生を変えてみませんか?

シアトルの皆さま、こんにちは。2020年に突入し、いかがお過ごしですか? 日本は東京五輪に向け、にぎわってきました。私の周囲では「生きているうちに東京でオリンピックが開催されるのはこれが最後よね」なんて声も。昔々の1964年に親たちが交わしていた会話を、2020年に自分たちがしていることに、ある種の大人感を覚えます。そして「人生最後!」とばかりに、開会式のお高いチケットを申し込むミヤザキです(笑)。

さて、今回のテーマは「思い込み」。正月に、先の東京五輪を経験した年配の方が「今年は1年が早いぞ」と話していました。人間というのは本当に不思議で面白いもので、思い込みというものがかなり影響します。そう耳にしてから、時の流れが早いこと、早いこと。体感では、時計の1秒が半秒になり、日数も3分の2くらいになっています。冒頭の「今年は早い」が、ミヤザキの潜在意識に入り込んだよう。思い込みというのは、人間の体ですら変化させられるのです。心にも体にも良い影響を与えるので、「私のウエストはくびれていく」と思い込めば、ウエストもくびれる(笑)。心理学では催眠療法などがありますが、これも一種の思い込みで、本来は痛神経が通って痛みを感じる場所を麻痺させることもできます。

しかし、この思い込みというのは少々やっかいで、良い使い方もあるけれど、逆の思い込みに使っている場合があります。そういう私も「私は人見知りだ」と常に思い込んでいたので、そのために仕事先では落ち着かず、グルグル回って無駄な行動にエネルギーを使い果たしてしまうようなところがありました。年齢を重ねて「人見知りだけど、実はその場に行けば平気」という、新しいバージョンの暗示を自分でかけるようになりましたが、そもそもミヤザキは人見知りには見えないらしい(笑)。昔から「病は気から」と言いますが、人は自分で自分を作り、思い込みは外にも向けられることがあります。こういう言葉を耳にしませんか?「うちの部長って変わらないよね! いつも意見がコロコロ変わる」。その部長は人よりちょっと意見が変わりやすくて、過去に何度かそういうことがあったのでしょうか。でも、データ化してみたら、相手の思い込み(勘違い)というケースもあります。

今回、本当に伝えたかったのはコレです。人に対しての思い込みを見直してみて欲しいのです。「あの人はこんな人」。その思い込みをまず、2020年は変えるようにしませんか? 「もしかしたら私の勝手な思い込み?」と、角度を変えて物事を見てみる。そうすると、必ず生きることが楽になり、世界観が変わるはずです。もちろん、素敵な思い込みも、ぜひ実践を! 今までの自分とは違う自分に変えられるように、暗示を自分にかけてみて。来月はもうちょっと掘り下げてみたいな、と思います。

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通称みやこ。1967年生まれ。三重県出身、九鬼水軍の子孫。『13の性格』著者。オリジナルの人間学「13導」を用いて、「みんな違ってみんないい」をモットーに資質、才能を伝える。現在は名古屋にオフィスを構え、自称「御用聞き」としてお悩み解決に国内外を飛び回り、若いスポーツ選手や経営者をもチャンスへと導く。最近では、良き日本文化を海外へ広める社会貢献としての活動も行う。自身のお役割は8番の「交流」。リモートによる社員研修や個人セッションをインスタグラム(@miwa_micco)で受け付ける。