オリジナルの人間学「13導」に基づき、あなたのお役割、さまざまなお悩みへの解決法、うんちくなどなど、お役割鑑定士のみやこさんが語っていきます!
「コミュ力」のある人こそ新時代のリーダーにふさわしい! 仕事だけではありません。恋愛にも、結婚にも、これからは必要な力なのです。
シアトルの皆さん、こんにちは! 春ですねえ。日本も日によってはポカポカとした日があります。そんな陽気に乗せられて、リモートでアシスタントと作業をしていたら、どうやら寝落ちしてしまったようで……。パソコン画面の向こうの「生きてます?」という声でようやく目覚めた、相変わらず天然のワタシです(自分で言うなって? 笑)
いよいよ、日本ではコロナが「5類」になるそうで、リモートだった仕事も対面式でのコミュニケーションが復活ですね。しかし、便利な世の中になったものです。文字だけでは表現しづらい気持ちも、メールの絵文字やLINEのスタンプでわかりやすく、しかもおしゃれに伝えられます。ただ、ワタシのような人間にとってはマイナス面もあります。たとえば、パソコンに慣れ過ぎて、いざ手書きでと思っても手の筋肉が衰えてしまっているし、何より言葉が全然出て来ない。このコラムを書いていても、ワードさんが「ちょっと、ここの文章が間違ってますよ」と教えてくれる。良い悪いではなく、便利さと共存していくというコトなのだと思います。
そんな便利な世の中で育った若者は、「恋に欲がない」と聞きます。でも、やっぱり昔だって、恋に積極的な人とそうではない人はいたはず。ワタシは社員研修を請け負う際、「人たらしになろう」というスローガンを掲げていますが、要は「人たらしになるくらいじゃないと、いい仕事はできないよ!」というコト。それは、恋愛も同じです。恋は無理矢理するものではありませんが、「相手に好感を持ってもらうためにはどうすれば?」という気持ちが大切だと思うのです。
時代は進化しています。経営者も、もはや「ワンマンでカリスマでちょっとパワハラ」では通りません。これからのリーダーはコミュ力が問われます。ただ優しくする? 笑顔を振りまく? その場だけ取り繕っても、メンズの下心と同様に、結局はバレるものです。そうではなく、コミュ力とは、相手を思いやる力。その力が強ければ強いほど、経済を変えていくくらいの人材に育っていくことでしょう。ワタシは経営者の方々と違い、基本的に人の上に立たないので、ちょっと種類は別になるかもしれませんが、よく「人たらしさん」と言われ、そのコツを聞かれます。
ワタシの場合は、常に人間観察。そして、相手にたくさんしゃべってもらいます。なので、贈り物はめったに外しません。相手の好きなもの、苦手なものは大体把握しています。会食でも、相手の好きなもの、苦手なものを知っておくことは大事ですね。
そもそも、自己満足しているうちはモテませんよ。それは恋愛だけでなく、仕事もそう。人の上に立ちたいのなら、経営セミナーを受けたり本を読んだりするよりも、「ほかにやるコトあるだろ?」って思うんです。部下の気持ちも理解できないのに、教科書だけ見ていて良いはずがありません。つまり、恋も仕事も、相手と向き合わないとダメなんだってこと!
いくら逃避したところで、神様はちゃんと見ています。まるで人生に階段があるかのように、「あ! 23番目の経験飛ばしたから、それもやっておいてね」と言われる出来事が起こります。人には必ず学ばなければならないことがあって、それをどこかで教えてくれるのです。面倒だと目を背けても、やり続けていかなければ成長はありません。「抜群のコミュ力を身に付けた、新時代のリーダーが増えますように」と、切実に願っているお役割鑑定士のうんちくでした!