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北米報知社より新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

まず、1月1日の能登半島地震により被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興をお祈りしています。

昨年にはジャパン・ツアーを再開することができ、春と秋、それぞれ約20人の参加がありました。ツアーでは東京、京都、広島、高山、神戸、金沢を訪れ、大変喜ばれました。今年もまた、日本各地をめぐるツアーを計画しています。パンデミック中はこうした旅行が困難でしたので、私たちのコミュニティーと日本を再びつなげるようになったのは素晴らしいことです。

おかげさまで、厳しい出版業界にあって、今年も『北米報知』とその姉妹誌である『ソイソース』の両紙とも堅調な成長が見込まれます。廃刊もある中、現在もアメリカで定期出版を続けている日系紙の数は片手で数えられるほどでしょう。これもひとえに地域の皆様のご支援とご協力の賜物にほかなりません。

日頃のご支援に感謝申し上げます。経営陣、理事、スタッフを代表し、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

北米報知社社長
北米報知・ソイソース発行人 トミオ・モリグチ

新年明けましておめでとうございます。

私たち地元メディアは、コミュニティーからの温かいご支援に恵まれていると日々感じます。2002年に日本からこの地に引っ越して以来、私自身、地域のニュースの伝い手として仕事をしてこられたのは大きな喜びです。

シアトルで最初に勤めたのは、日本語メディア会社のJEN, Inc.でした。そこのデスクを経て、元同僚の室橋美佐さんが手掛けていた、『Ibuki』という日本文化を英語で伝える雑誌の創刊を手伝うことになりました。室橋さんは北米報知社ゼネラル・マネジャーの前任者で、今後は北米報知財団の理事として協力してもらうことが決まっています。

ご存じの方も多いと思いますが、私はチン・ミュージック・プレスという出版社を経営しており、昨秋はウィング・ルーク博物館とコラボしたグラフィック・ノベル、そして地元で愛されているジャーナリスト、ローリー・マツカワさんによる児童書などを発売しました。地域に根ざしたプロジェクトや出版物に多く携わり、築いてきた私のキャリアは、シアトルの日本人コミュニティーと密接に結び付いていると言って良いでしょう。これまで力添えをいただいた全ての皆様にとても感謝しています。

北米報知社ゼネラル・マネジャー
ブルース・ラトリッジ