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子連れ旅なら、やっぱりハワイ! マウイ島(アメリカ・ハワイ州)

子連れ旅なら、やっぱりハワイ!
マウイ島(アメリカ・ハワイ州)

常夏の楽園、ハワイ。日本とシアトルのほぼ中間に位置し、シアトル在住日本人には定番リゾートと言えるかも?中でも小さな子どもを連れてバカンスを楽しむのにぴったりなのが、マウイ島のビーチリゾートです。

カアナパリビーチは波も穏やかで子どもも安心

(取材・文:室橋美佐)

カプルア・ビーチでウミガメと泳ぐ

ハワイ旅で欠かせないのは、やっぱり海。マウイ島西岸部は、対岸に2つの小島があるために、冬の一時期を除けは波が弱く、穏やかなビーチが数多くある。エメラルド色に輝く海に浸りながら沈む夕日を眺めるひと時は、まさにプライスレス。

マウイ島のビーチリゾート群の中で、わが家がリピートするのはカアナパリ。ウェスティン、ハイアット、シェラトンなどの大手ホテルがそろい、アストン・アット・ザ・ワラーなど複数家族で宿泊できるバケーション・レンタルも充実する。ホテルやレストランをつなぐ海沿いの遊歩道が整備されていて、子連れでの外出もストレスフリーだ。

観光周遊船から望むプウククイ山青い海とのコントラストが美しい

シュノーケリングを楽しみたいなら、カアナパリから車で20分ほど北上するカプルア・ベイ・ビーチまで足を延ばして欲しい。入り江から少し沖合に出るだけで、トロピカル・カラーの熱帯魚やサンゴ礁の海中世界が広がる。ハワイ語でホヌ(海の守り神)と言われるウミガメに出合うチャンスも高い。

潮風に吹かれてラハイナの街をぶらり

カアナパリから車で10分ほど南下した辺りには、ラハイナと呼ばれる小さなダウンタウンがある。19世紀にはハワイ王国の首都だった歴史ある街で、現在はオシャレな店が並ぶ。中心にある広場では、枝が地面へ垂れ下がって根を張るバンヤンの巨木も見られる。

海岸沿いを通るメイン・ストリートを、潮風に吹かれながら、ぶらりと散歩するだけでリゾート気分が盛り上がる。地元シーフードを楽しみたければ、ラハイナ・フィッシュ・カンパニー(831 Front St., Lahaina, HI 96761 https://lahainafishco.com)がおすすめ。マヒマヒのマカデミアン・ナッツ衣揚げや、グリルしたオパのマウイ・オニオン添えなど、ハワイらしいメニューが並ぶ。

伝統のハワイ文化を紹介するオールドラハイナルアウはマウイ島を訪れたら1度は体験して欲しい

伝統的なルアウ(ディナーショー)も必見。人気のオールド・ラハイナ・ルアウ(2481 Kaanapali Pkwy., Lahaina, HI 96761 www.oldlahainaluau.com)は、ホテルなどで開催されるルアウとはひと味違う本格派だ。特に、地面に掘った穴で豚を丸焼きするカルア料理は絶品。

子どもも大人も、くつろぎの時間を満喫できること間違いなし! 日光浴でビタミンD補給も叶う。この秋冬、ぜひ訪れてみては。


┃シアトルからの行き方

マウイ島カフルイ空港まで、デルタ航空、アラスカ航空、ハワイアン航空の直行便で約6時間。

室橋 美佐
ハイテク関連企業の国際マーケティング職を経て2005年からシアトル在住。2016年にワシントン大学都市計画修士を取得し、2017年から2022年まで北米報知社ゼネラル・マネジャー兼北米報知編集長を務めた。シアトルの都市問題や日系・アジア系アメリカ人コミュニティーの話題を中心に執筆。