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貧血にハーブティ

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季節の変わり目には体調を崩しやすく、また、ダイエットや更年期、ストレスによる体力の低下などにより、知らず知らずに軽い貧血になっている場合が あります。めまいや立ちくらみなどであれば貧血だと考えつくのでしょうが、疲れやすい、頭痛、動悸、食欲不振等も貧血の症状で、これらの場合だと うっかり見過ごしやすいでしょう。ひどい場合は医療機関へいくのはもちろんですが、そうでない場合でも、食事の改善も含め、貧血になりやすいと感じ ている方は日々のケアで改善したいものです。
今回は沢山の種類がある中で、ハーブの味が苦手な人にも飲みやすい、「ワイルドストロベリー」と「ネトル」をご紹介します。

ワイルドストロベリーの効能は、肝臓機能の向上、そして利尿作用があるので膀胱炎にもよく、鉄分が豊富でカルシウムも含まれます。ネトルは、抗アレ ルギー作用を持つため花粉症に効能があり、鉄分、ビタミン、カルシウム、ナトリウムなど各種ミネラルやビタミンも豊富に含んでいます。どちらのハー ブにも鉄分が豊富に含まれている上、ネトルはビタミンCが豊富であるため、相乗効果によって鉄分が効率よく体内に吸収されることが期待できます。そ れぞれ単品で飲むのもいいのですが、効能から考えると私はこの2つをブレンドして飲むのをオススメします。春は花粉症が始まる季節ですから、貧血と 花粉症を併せ持つ方もこのブレンドで対応できます。

ワイルドストロベリーは名前に似合わずフルーティな味ではなく、どちらかといえばほうじ茶っぽい味で飲みやすく、ネトルも緑茶のような癖のない味わいです。
ブレンドの仕方に決まりはありませんが、ワイルドストロベリー7に対しネトル3のブレンドがバランスが良くおいしいように思います。ご自身で好みの ブレンドの比率を考えるのも楽しいですね。

あらかじめブレンドしたもの大さじ1杯程度を急須に入れて3分ほど蒸らしてから飲んでください。低血圧の方は午前中に飲むようにするといいでしょう。

[フィトアロマ]

小村 トリコ
編集・ライター。ワシントン大学のビジネスクラスを履修中、インターンで入ったソイソース編集部にそのまま入社。2017年編集長を務める。現在は日本で小鳥ライターとして活動中。ライフワークは「人の話を聞く」こと。コトリ2羽とニンゲンのさんにん暮らし。 Twitter/Instagram @torikomura